スキルに気付くスキル


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スキルに関しての記事はこちらから。

とある経営者が仰りました。

マーケット感覚とは価値に気付く能力である

その価値に気付けるか

目の前に黄金があっても、子どもも動物もその価値に気付くことはありません。食べられないし叩いても硬い。たんなる綺麗な石。
でも大人の人間なら違います。黄金があれば驚愕するし、大騒ぎするでしょう。なぜなら目の前にある黄金がとてつもない価値を持っているということを理解できるから。

これと全く同じことが世の中のいわゆる資本家と労働者の間に起こっています。
誤解を恐れずに平たく言うと、お金持ちと一般人の間にです。
価値を理解できる者は富み、できないものは働かされ続けるということです。

あなたは黄金を見落としてるかもしれない

この黄金とは、
世の中では何にあたるのでしょうか?
平たく言うと、資本となりうる能力なんですね。

そして、この場合の資本の定義とは、
お金や価値を生むもののことです。

よく誤解されるのですが、
お金持ちの象徴である車や家は資本ではありません。
基本的に固定資産税などマイナスしか招きません。

ただし、車はリースに出せば、家は賃貸に出せば、資本になります。
お金を生み出してくれるからです。資本とはそういう考え方をします。

そして、
資本になりうる能力とは、
お金を生み出してくれるスキルです。

セールスなんかはスキルですね。
このスキルっていうのは誰でも持っているものと思っていただいてかまいません。得意なことは誰にだってある。
“それに気付くこともまたスキルです”

能力を生かすのも能力だ

なぜ、みなが資本になりうるような能力を持っているのに、
ほとんどの人間は資本家になれないのでしょうか。

それもまた単純な理由です。
スキルに気付くことができなければスキルは使えません。

こんな資格を持っている。
こんな特技を持っている。
こんな適性を持っている。

このような長所を持っていてもたいがいの人間は、
そのスキルをお金に換える方法、つまりは人に対して使う術を知りません。
スキルを使うのには能力が必要なのです。

スキルがあってもそれが自己完結してしまうのです。
スキルとは言いますが、それがスキルであるということに気付くのは、
どう使うかが分かった時です。

何に使うのか分からない黄金に価値を感じないのと一緒で、
どう生かすのか分からないスキルに価値を人は感じません。

だからこそ、
世の中で必要なのはスキルを身に付ける前のスキルに気付く、
つまりはスキルを何かに生かす能力です。

もしかしたらあなたは大きな黄金を抱えているのかもしれません