リリース前に30億円以上を調達したスタートアップトップ11


幾度となく、スタートアップの資金調達を
本誌で扱ったが、今回はサービスがまだリリースされる前にもかかわらず30億円以上を調達したスタートアップのランキングである。
中にはすでにサービスを終了したものもあるがはたして…

スタートアップの資金調達

http://kigyo-ka.com/00121/

この記事では日本のスタートアップの資金調達額をランキングし大きな反響を呼んだ。しかし今回のものはサービスをリリースしていない段階での資金調達額である。サービスをリリースする前であるにもかかわらずその圧倒的な金額はシリコンバレーの偉大さを感じさせる。

第11位 Clinkle

clinkle
出典 http://gigazine.net/

企業名 Clinkle
事業内容 モバイル決済プラットフォーム事業
金額 36億円
本籍国 アメリカ

スタンフォード大学の学生が設立したclinkle。実は多くのメンバーが抜けたことでも話題で、写真のうち×がついているメンバーは抜けている。

第10位 Zillow

zillow
出典 http://www.phillymag.com/

企業名 Zillow
事業内容 オンラインの不動産データベース事業
金額 38.4億円
本籍国 アメリカ

アメリカ全土にわたる1億以上の不動産のデータを有し、過去も含め価格の推定、航空写真、近隣の類似物件などを表示する。ディベロッパーにAPIを提供しておりリフォームなどをするとすぐに推定価格に反映されるという。

第9位 Cuil

cuil
出典 http://blog.seo-profesional.cz/

企業名 Cuil
事業内容 検索エンジン
金額 39.6億円
本籍国 アメリカ

Googleを追随するサービスとして期待された。しかし、資金調達の2年後に事業を撤退するなど投資家にとっては痛い出資となった。

第8位 Airtime

airtime
出典 https://pando.com/

企業名 Airtime
事業内容 ビデオチャット
金額 39.6億円
本籍国 Atomicoなど

ビデオチャットサービスで期待されたが、類似サービスとの差別化が図れず現在苦戦を強いられている。

第7位 Airware

aiware
出典 http://www.kpcb.com/

企業名 Airware
事業内容 ドローンの製造
金額 48億円
本籍国 アメリカ

ドローンのオペレーティングシステムを開発した。このシステムはパソコンで言うOSにあたりこのシステムをいじることで農業用でも軍事用でも利用が可能である。

第6位 Oscar

oscar
出典 http://www.sarahdoody.com/

企業名 Oscar
事業内容 健康保険
金額 48億円
本籍国 アメリカ

手続きが非常にシンプルであることや、今までの保険にはない現物給付やサービスを受けられることで話題となった。今ではさらなる100億円規模の資金調達も行っている。

第5位 Color

color
出典 https://kigyotv.jp/

企業名 Color
事業内容 画像共有サービス
金額 49.2億円
本籍国 アメリカ

Googleからの240億円の買収を蹴るもユーザー数が伸び悩み、Instagramに抜かれ、最終的にはAppleに10億円以下で買収された。

第4位 AdKeeper

adkeeper
出典 http://sq1.com/

企業名 AdKeeper
事業内容 オンライン広告保存サービス
金額 51.3億円
本籍国 アメリカ

ネットを見ていて気に入った広告を保存できるサービスを展開するも、全くヒットしなかった。投資家は何を考えここまでの金額を出したのかは謎である。

第3位 21 Inc

21inc
出典 http://btcnews.jp/

企業名 21 Inc
事業内容 ビットコイン採掘
金額 145.1億円
本籍国 アメリカ

家電など電力を持つデバイスにチップを埋め込むと、常にチップからビットコインの採掘を行い、75%がユーザー、25%が21 Incの利益となるサービス。資金調達を行っているものの未だにリリースには至っていない。

第2位 Jet.com

企業名 Jet.com
事業内容 EC
金額 270億円
本籍国 アメリカ

jet.comはweb上のコストコを掲げ、会員制のECサイトを運営する。まだリリースしていないそのサイトではあるが、評価額はすでに900億円を超える。

第1位 Magic Leap

企業名 Magic Leap
事業内容 AR(拡張現実)開発事業
金額 710.4億円
本籍国 アメリカ

拡張現実のサービスの開発を行い、あのラリーペイジを唸らせた。同社CEOは「そろそろサービスのリリースの時期がきた」と語っており、その内容には期待が持てる。

まとめ

1位のMagic Leapは2位以降を大きく引き離す700億円を調達している。ARの技術には世界中から大きな期待が浴びせられ、これからも大きく期待されることに間違いない。
3位にはビットコインの採掘を様々なデバイスの電力を利用して行う21 Incがランクイン。そのサービスのヒットには疑問があるが、大きな期待を集めている。全ての人間がビットコインで採掘を行う時代がくるのかもしれない。

全体を通して言えるのは、圧倒的な金額(日本では1位はメタップスの50億超であったが、Magic Leapはサービスをリリースしていないにもかかわらず700億円超を調達している。)と全ての企業がアメリカの企業であったということ。シリコンバレーという土地の偉大さだろうか。利益を上げていなくとも資金が集まるのはシリコンバレーならではである。

出典 http://forbesjapan.com/