市場規模2000億円を超えるEDMという市場


EDMという言葉は日本ではなじみがない物であろう。
とはいえ、世界を見渡すと非常に大きな市場がEDMであり、日本国内ではそうした需要への対応が急務である。

DJが年収40億円を稼ぎ出すEDM市場

あなたは一介のDJが年収40億円を超えるということをにわかに信じられるだろうか。DJはシンガーソングライターとは違う。あなたのイメージするようにクラブで音楽をセレクトし、客を盛り上げるのが主な役割だ。自ら曲を出すDJもいるが、それはごくわずかでほとんどはアルバムを出しても9割以上は誰かしらの曲を選んでいる。それで40億円を年間で稼ぎ出すのだから驚きだ。

calvinharris
出典 http://edmmaxx.com/

DJの中で最も稼いでいるのがこのカルヴィンハリスである。数年前までただのアルバイトをしていた彼は今や一晩で2000万円を得るDJになった。そして年間で40億円をも稼ぐアーティストとなっている。今やDJは立派なアーティストの仲間入りである。

2000億円を誇るEDM市場

EDM(Electronic Dance Music)

その名の通り、主にクラブないしはそういった場でのその場の人々を躍らせるような役割を持った音楽である。
シンセサイザーやシーケンサーを用いるのも特徴の1つ。

世界でのEDM(Electronic Dance Music)市場に話を移すと、なんとその市場規模は2000億円にも及ぶ。あらゆるダンスイベント、フェスイベントが客をとりあって派手な演出をする中で映像や照明にかける金額が特に増えている。どんどんとステージにかける金額がインフレする中で市場規模も拡大した形だ。

日本ではクラブ自体がバブルの時代に比べると極端に落ちている中で、海外へと目を移すと市場がどんどんと拡大している状況だ。日本で市場が落ち込んでいることからそういった動きが海外ではあることはそう認知されていない。

日本ではULTRAJAPANが最大のイベント

日本では最大のEDMイベントがお台場で開催されるULTRAJAPANである。来場者数は9万人にも及ぶと言われ、国内のイベントでは破格の規模を誇る。

すでに2016年の開催も決まっており、今後も日本のEDMシーンの中で非常に大きな位置づけになることは間違いないだろう。EDM自体の集客力はこれだけあることは判明しており、今後の音楽市場のLIVEへの移行を考えた際にイベントが果たす体験価値というのは深く顧客に刺さることであろう。

インバウンド需要で跳ね上がるEDM市場

今後、EDM市場は確実に伸びることが断言できる。その要因の1つがオリンピックに代表されるインバウンド需要である。海外から富裕層が日本に訪れる際にクラブなどは大きな需要になっている。ところが、日本には大きなクラブ(いわゆる箱)がなく、その大きな需要に対して供給が満たされていない。

日本での需要の低下と逆に海外では市場が伸びているがゆえに、クラブおよびEDMの市場は今後訪日外国人を対象にビジネスをすることが求められるのではないだろうか。その際に羽田から近いお台場はウルトラジャパンのように大きなスポットになる可能性がある。そうした戦略が望まれるだろう。