DeNAの最新決算に新たな柱の兆し


DeNAが最新の四半期決算を発表した。
ゲーム事業など不安視される分野もありながらDeNAの今後には期待が寄せられるよの理由とは。

DeNA2015年度第3四半期連結業績

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出典 DeNAIR

DeNAが2015年度第3四半期連結業績を発表した。ゲーム事業は下げ止まりを見せるなどあまりいい結果とは言えないものの復調の兆しが見え、さらには新規セグメントの伸びが目立ち、将来に期待の持てる結果となった。

ゲーム事業に関してはGREEなどおおむね多くの企業が低迷を続けている。ソーシャルゲーム自体の市場が飽和しているように思える。Cygamesをはじめとしてこれだけ多くのCMが世に流れ、スマホゲーム自体の認知度が高まっている中で売り上げの総和は伸びているようには思えない。ソーシャルゲームという市場は少なくとも国内では完成されたようである。

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出典 DeNAIR

ゲーム事業における売上高はおおよそ伸びが止まっているように見える。これ以上の伸びしろは望めないだろう。海外ゲーム市場も含めてGREE、ガンホー、CyberAgentなど多くの企業が苦戦している。

注目のキュレーションメディア事業は

http://kigyo-ka.com/00350/

弊誌でも紹介した通り、DeNAグループが行っている事業の中でキュレーションメディア事業には注目が集まっている。MERYをはじめとしたメディアはそれぞれ多くのユーザーを抱え、その伸びは著しい。キュレーションメディアの中ではMERYはトップを走っており、そのMERYなど10のメディアを抱えているDeNAグループはメディアの中でも高い位置にいるだろう。

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出典 DeNAIR

ユーザー数の合計は5000万人を数え、売り上げでは四半期でなんと5億円に達する。この数字だけでも上場企業のレベルに相当するほどで、MERYとiemoを合計50億円で買収したその成果は十分に出ていると言えそうだ。今後のそれぞれのメディアの伸び次第ではあるものの、MERYのユーザー数が2000万人であることを考えると他のメディアがそこまで成長すれば今の4倍程度、年商で100億円前後までは成長するのではないだろうか。

DeNAを引っ張るMERYの好調

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出典 DeNAIR

DeNAの決算説明会資料にもある通り、MERYの規模はキュレーションメディアの中では最大であり、唯一単独のメディアでの数字が掲載されていることからも非常に大きな存在であることは間違いない。

記事の閲覧数(おおよそPV数)は指数関数的に増えてきており、メディア事自体のユーザー数あたりのPV数が伸びているようにも見受けられる。今後もDeNAのキュレーションメディア事業については期待が持てそうだ。