amazonがクラウドファンディングのKickstarterと提携


amazonが続いてはクラウドファンディングも売るようになる。
Kickstarterとの提携はどのようなものなのだろうか。

amazonがクラウドファンディングのKickstarterと提携

世界最大のECであるamazonがクラウドファンディングのKickstarterと提携を結んだ。amazonはクラウドファンディングすらも扱うようになる。
2016年7月28日に発表されたこの提携では、amazon内でKickstarterによってローンチされた商品を購入することができるようになっている。

amazon内のスタートアップ専門サイトLaunchpadでは早くも300のプロジェクトが登場している。品物は、電子製品、本、インテリア、キッチン用品、ムービーなど様々になっている。そしてそれらの製品は『STEM製品』『生涯学習』『未来の発明』『公共の利益』などというワードによって検索が可能だ。
Kickstarterの文化をうまく取り込んだ形のECになっているようである。

Kickstarterとの提携はLaunchpadの第2段階

両社のコラボレーションはamazon内で1年前に発足したLaunchpadプログラムの第2段階にあたるものである。このコラボレーションの目的は、ベンチャーキャピタリストと革新的なイノベーターたちを結びつけるための今までとは異なるレベルでのクラウドファンディングの実現にある。
amazonは100以上のベンチャーキャピタルやクラウドファンディングのプラットフォームと提携し、1000以上のスタートアップを立ち上げた。1日に1億9千万人にも及ぶamazonのユーザーが、そのビジョンをしっかりと後押ししている。

amazonヴァイス・プレジデントアドキンスは『我々のゴールは、Amazonの数億の顧客にリーチすることで、自分たちのプロダクトを成功裏にマーケットへ送り込む、という全てのスタートアップが直面する最大の困難を克服することだ』と語っている。amazonという非常に大きなプラットフォームを利用して、またKickstarterを通して今後多くのスタートアップが羽ばたいていくことは間違いないだろう。