アクセンチュア出身の5人が2003年に創業した(株)チェンジがマザーズ上場へ!


株式会社チェンジがマザーズへの上場を決めた。
アクセンチュア出身お5人から創業した同社はどんな企業なのか。

株式会社チェンジがマザース上場

IoT領域などで事業を行う株式会社チェンジが日本証券取引所グループによりマザーズ市場への上場を承認された。2016年に9月27日に上場予定となっている。

株式会社チェンジは2003年にアクセンチュア出身の5名により設立された企業である。創業メンバーで代表取締役の神保吉寿氏は1994年アンダーセンコンサルティング(現アクセンチュア)入社、また同じく創業メンバーの福留大士氏、取締役兼執行役員副社長の伊藤彰氏、執行役員の金田憲治氏および石原徹哉氏の4人は1998年にアンダーセンコンサルティング(現 アクセンチュア)入社の経歴を持つ。アクセンチュアから独立した5人による株式会社チェンジと言えそうだ。

第13期事業年度(平成27年9月30日)の売上は約14億円、経常利益は1億3700万円となっている。事業ドメインが最先端テクノロジーを扱っている点もあって大きな評価を受けそうだ。

事業内容はIoTを中心に

株式会社チェンジは、様々な社会問題に直面する日本の社会をより良い方向に導くことを意味する『Change People, Change Business, Change Japan』をミッションに掲げ、新しいIT技術を活かして日本企業の変革を促す事業を『NEW-ITトランスフォーメーション事業』と命名し展開している。
その領域は、モビリティ、IoTビッグデータ、クラウド、セキュリティーなどのテクノロジーを活用したサービス、そしてIT人材育成のための研修の提供となっている。

NEW-ITトランスフォーメーション事業は以下の4つの軸で構成されており、それぞれ顧客の業務改革を実現するためのツール・ノウハウを有しており、顧客のニーズに基づいてこれらを組み合わせることで包括的に顧客の要望に合致したサービスが提供可能としている。

Mobile & Sensing Application データ入力参照及び意思決定デバイスとしてのモバイル活用とセンサーなどを用いた自動データ収集の構築運用
Enterprise Security & Infrastructure クラウドや仮想技術などを用いたITインフラ刷新およびセキュリティルールの設定・モニタリング
Analytics & IoT IoTを活用したオペレーション・ビジネスモデルの再構築及びビッグデータの解析・活用
Next Learning Experience IT事業者のNEW-IT化支援及びNEW-ITを実現する人材のための次世代型学習プログラムの提供

テクノロジーの最先端を走る事業は注目が集まる。期待大だ。