メタップスが次はインフラサービスに乗り出す。
大手ガス事業者ニチガスと提携でスマートエネルギー革命を目指すという。
メタップスがインフラサービスへ
メタップスの次なる舞台はインフラサービスだ。メタップスは本日2016年9月7日にプロパンガス小売の関東最大手ニチガスと共に『スマートエネルギー革命』を掲げ、ICTやAI技術を活用した取り組みを行う。
2017年4月からは、電力の自由化に続き都市ガスの小売り事業も全面自由化される。家庭向けの市場は約2600万世帯が対象となっている、その市場規模は2.4兆円となる。非常に大きな市場であり、価格競争で優位に立つ必要が出てくるだろう。
解析分野を得意とするメタップス
人工知能による解析と最適化はメタップスの得意分野だ。現在は2200万人のアクティブユーザーの行動のデータを保有している。そのデータを基にエネルギー産業でも応用を行い業務効率を向上させることができるだろう。
また、電力においてはすでにスマートメーターにデマンドレスポンスなどの導入をしており、今後はエネルギーへのデータ活用が注目されている。
世界の頭脳になれるか
メタップスの掲げるビジョンは『世界の頭脳へ』であるが、それは次々と進んでいるのではないだろうか。
アプリ、電子マネー、決済、動画に続いて次はエネルギー分野での頭脳にメタップスはなるだろう。
人工知能やデータ領域においてアルゴリズムの良し悪し以上にどれほどの量のデータを抱えているかが大きなキーになることは自明である。
2200万人のデータを保有するメタップス。今後さらなる応用が期待される。