ついに動画の成果報酬型広告が始まる。
アフィリエイトの仕組みが動画上でできることで動画マーケティングは今後いっそう加速するだろう。
動画上のアフィリエイトが登場
YouTuberと企業のマッチングプラットフォーム『BitStar(ビットスター)』を運営する株式会社Bizcastが2016年10月25日より、非常に興味深い試みを行っている。
それは、YouTube上でアフィリエイトができるというもの。アフィリエイトと言えば、サイト上のリンクからユーザーが商品を購入するなどのアクションを行えばサイト運営者に報酬が払われる、いわゆる完全成果報酬型の広告であるが、それがYouTube上でも行われるという。
YouTuberに案件の募集が可能
完全成果報酬型プロモーション『PPAP』(Perfect Performance Ad Plan)では、BitStarに登録しているYouTuberのうち、一定のチャンネル登録者数以下のマイクロインフルエンサーに対して完全成果報酬型プランのプロモーション案件に対する募集を行うことができる。BitStarに登録されているYouTuberに案件を提案できるという形である。
一定数以上のチャンネル登録者のいるインフルエンサーについては、完全成果報酬型での案件は不可能ということだろう。
『BitStar』は、チャンネルの収益化をはかりたいYouTuberと費用対効果の高い動画広告を配信したい企業様をマッチングするサービスとなっている。現在登録されているYouTuberの視聴者数はのべ5000万人を超え、日本最大級のインフルエンサーネットワークであるという。(重複もあるためユニーク数はこれよりずっと少ないと思われる。)
PPAPの仕組みは
仕組みとしては、動画に専用のリンクを発行することで成果を測定できるという。それによって従来のアフィリエイトのようにコンバージョン数を測定することができるという。
そうなれば、現状のアフィリエイト以上に動画を見て商品をよく確認できるため消費者にとっては有益である可能性は高い。
動画上で商品を売ったりする形ができれば今後YouTubeをはじめとした動画マーケティングは今以上に普及するだろう。