
webにも変化が
『セカンドウェイブ・サードウェイブとは』という記事で、マーケットに3回変化が訪れるという話をしました。
同様にwebの広告についても同じような変化が訪れています。
第1世代
とにかく情報が得られればそれでよかった世代です。
飲食店ならとにかくどこにどんなお店があればいいか分かればいいということです。
ネット上にそもそも情報が不足していました。
第2世代
情報の質を求めるようになった世代です。
皆に何が人気か、人気なものは何かということに目を向けるようになります。
情報自体はありふれているので、その中で質がいいと思われる情報を重視します。
第3世代
情報に対してマッチするかを大事にする世代です。
より自分に合ったものを求めるようになります。
ありふれた情報を多様に分類分けするようになります。
第2世代はみんなに人気であればいいという、考えですが、第3世代は自分に合うようにカスタマイズするという考え方に目がいきます。
時代によってアプローチは変わるもの
このように第3世代の時代が到来するようになると、
みなが一律に情報を得るということ自体がなくなります。
自分に合った情報を選ぶことが出来るようになります。
例えばグーグルはユーザーによって検索結果やページへの表示内容を変えるようになっています。
このような変化によって、
人は自分に合った情報のみを受け取ることが出来るようになるわけですね。
情報自体は余っているレベルなのだから至極当たり前の事でしょう。
こだわりというワードが出てくるのもこのときの特徴です。
すべての業界にこれは共通
この分類は、
webに留まらず全ての業界に言えます。
例えば今話題の大塚家具なんかは、
コンシェルジュがつく形で第3世代に近いものです。
(ちなみに批判されているのはそれが生む顧客の不自由についてですね)
これからのwebの業界は、
第3世代のファクターに入っていきます。
というよりも、
すでに第3世代の領域に十分入っています。
どうやって自分の身の回りをカスタマイズするか
これはwebの業界、
特にスマホ周りの産業に関しては至上命題となりそうです。