広告なのに、見てしまう――「ねこあつめ」のかわいい広告手法が話題に


広告は今まで忌み嫌われるものでしたが、
こうした方法で徐々に今までの広告を変える手法が出てきています。

広告の課題

広告の最大の課題は、
ユーザーは広告を望んでいない
ということ。

webによってその人に合わせたコンテンツなどを表示することができるようになりました。
例えばアドワーズではその人の趣味・嗜好に応じて広告の内容を変えることが出来る。
ただし、それでもユーザーは広告を見に来ているわけではありません。

広告が大きく表示されるメディアはそれだけで滞在時間が落ちるなど、
どうやって広告を使うかという課題は常になくなりません。

特にアプリケーションはそれが難しい

アプリなんかだと特にそれが難しくなる。
情報を得に来ているwebメディアなどでは情報の一環に広告があるため、コンテンツの中に広告を紛れ込ませることはできるが、
アプリなどはアプリをプレイする、ゲームをプレイするためにダウンロードしているのであり、情報の取得を目的としていない。
ゲームの中に広告を紛れ込ませることなどは当然難しく(というよりも不可能であり。)、広告が表示されるだけでも煩わしさをユーザーは感じる。

だからこそアプリのマネタイズは課金型以外は難しかったりします。
広告収入型のモデルのアプリは一時的には流行りましたが、現在はほとんど利用されることはありません。

これをうまく利用したのがねこあつめ

このねこあつめは、広告を猫が運んできてくれます。
可愛い猫が広告を持ってくるとあると人はどうしても見てしまうようです。

広告というわずらわしいものを動物の力を借りて、『なんだか許せてしまう』という形に持っていく。
今までにないような発想ですが、無機質に物事を行うwebの中でこうした温かみのあるものはリアルの良さも取り入れることができ、新たな展開が期待できます。

このようなやり方は今後カギになるかもしれません。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1504/13/news132.html