在宅・スマホで3ヶ月で15万円稼いでもらった話


とにかく「稼ぎたい」という人はこの世の中に山のようにいるが、
実際どのようにして稼げば良いのか。今回は筆者が実際に大学生に稼がせた話をお伝えする。

学生が稼ぎたいと相談してきた話

大学生が稼ぎたいと筆者に相談してきたのはつい3ヶ月前である。学生は特に経済的に困っているわけではなく、急な金欠になったわけでもない。だがとにかく「実際に稼ぎたい」と自ら懇願してきた。実際のところ、3ヶ月で15万円という金額を高いとみるか、低いとみるかは個人の価値観で大きく異なるだろう。だがしかし、筆者が思うことは「日雇いのバイトをするより効率的」ではないのだろうかということである。スマホを使いながら、「いつでも好きな時間に」在宅・外出時に問わずお金を稼げるのは大きなメリットではないだろうか。

筆者はもともと中学生の頃からトレーディングカードゲームをやってきたことがあるため、その経験をもとに学生にメルカリ転売ビジネスを教えた。

学生にメルカリ転売をすすめた3つの理由

筆者が学生に転売ビジネスで稼ぐ方法を教えた理由は次の3点である。

1.即金性がある
2.リスクが小さい
3.キャッシュフローを学べる

大きく分けると上記である。基本的に、学生はビジネスに関して今まで何も取り組んだことがない。ビジネスが未経験であれば、誰でも簡単にできる再現性の高いビジネスは転売である。基本的にアフィリエイトや情報商材を販売すること、Airbnbなどの稼ぐ方法はいくらでもあるが、それらは基本的に再現性が低いものも多い。そのため、「誰でも」「簡単に」という要因が今回は一番重要であるため、転売をすすめた。

1.即金性がある

ビジネス未経験であれば、とにかくまずは「稼ぐ」というところがどれくらい簡単かというところと、「短期間」というところが重要である。多くのビジネス未経験者は「稼ぐ」までの期間が長ければモチベーションを維持することは難しい。そのため「稼ぐ」というところにおいては「即金性」があることが一番重要である。筆者のいう「即金性」とは「手元に現金を得る」ものである。

例えば自己アフィリエイトのようなものは、リスクは0であり、誰でもできる。だがしかし、実際の「現金」にするまでの道のりは長い。仮に自己アフィリエイトで10万円を稼いだとしても、その現金は実際に自分の通帳に入るまでは約2ヶ月かかる。その2ヶ月の間をたいていの人は待つことができないのである。このような理由から、即金性という要素で何よりも他のビジネスより短期間で行えることは転売以外に他ならない。

2.リスクが小さい

基本的にリスクが小さいければ自分の手持ちのお金が少なくても利益を生み出すことはできる。ビジネス未経験者の人間が一番気にするのはリスクである。未経験者がリスクを気にするというのは大きい・小さいということではなく「自分が背負うもの」や「自分が先にお金を払う」という行為を嫌う。そのためなるべく最小限に「リスク」を抑えることを考えなければならない。

そのため、学生が自由に使えるお金を考えた場合、転売というのは非常にリスクが小さいものであるため転売が最も適していると考えられる。

3.キャッシュフローを学べる

ビジネスの未経験者によくありがちなことだが、キャッシュフローを考えられない人間が非常に多い。通常、ビジネスは自分の手元にどれくらいの期間でお金が入金され、いつ必要経費を払うかということを考えながら行わなければならない。

毎月お金を支払う日と入金がされる日のバランスを考えながら、ビジネスを構築しなければ、資金繰りが間に合わなかったり、必要以上に予算をかけてしまうことは容易に生まれてしまう。メルカリ転売の場合、1ヶ月に2回の入金があるため入金を速めつつ、売上を最大化することに焦点をおきやすい。いかに手元にお金を手に入れた上で、出金を遅らせるか、このロジックを徹底して学びやすいのは転売である。

学生にどのように稼いでもらったか

単純に転売をしてもらうといっても、不用品転売・せどりなどジャンルは様々である。そして大体のジャンルにおいてはビジネスの初心者が入り込むのは非常に難しいため、筆者が学生に教えたのは「ハンドメイド」を用いた転売である。ハンドメイドの中でも、一番のオススメだったのは「イヤリング」である。

イヤリングは簡単につくることができるということ、材料の仕入れ価格が非常に低い。世の中に出回っているハンドメイドイヤリングの原価は300円を下回ることが多いため、学生にはイヤリングの材料を卸業者から仕入れてもらい、それを組み合わせて売らせるよう指示をした。結果として、その学生は月に数十個売ることができ、大きな利益を得ることができたのである。

学生がその後稼げなくなった理由

しかし、その後学生の売上はパタリと止まってしまった。理由は明白である。それは参入者が非常に増えてきたからである。同じような業者が増えてしまい、その学生は稼げなくなってしまった。しかし、稼げなくなった要因は「参入者が増えてきた」というところではなく、学生自身がどうやったら他の競合相手に競り勝っていくことができるかということを何も考えなかったことが一番の原因である。

学生自身は副業で稼ごうとしても、「どのようにすれば顧客単価を上げることができるか」「どのようにして商品をリピートして購入してもらうか」ということを一切考えず、参入業者が入ってきたことだけで諦めてしまった。せっかく多くの顧客に買ってもらい、少しずつ認知度をあげてきたにもかかわらず、すぐに諦めてしまうのは非常にもったいないことである。稼ぎずらい環境があったとしても、まずは自身の強みを理解していくことで売上を伸ばしていくことは大いに期待できる。

あなたに適したビジネスで独立していく

あなたに適したビジネスはどんなものだろうか。もしも資金や時間に余裕があるのであれば、転売ではなくアフィリエイトやブログで稼ぐという方法も有効だろう。あなたの性格や現在の環境などをもう一度見直し、ぜひあなたに最適な稼ぐ方法を探していただければと思う。

個人が一人一人稼ぐ力を身につければフリーランスとして独立していくことも将来的に十分に可能である。まずはしっかりと自分で行動をし、一歩一歩着実に成果を残していけるところを目指して欲しい。