事業をやるときに一番困ること、
それはうまくいかないと生活ができなくなってしまうこと。
では安定させる方法をしっかり知っておきましょう。
あなたはどっちの起業家なのだろうか
起業家と言うと一般的にはそれでひとくくりにされますが、
世の中の経営者には、起業家には実は2種類が存在します。
- サービスを作ることを目的とする人
- それによって得たものを目的とする人
こんな事業を作りたい!とか、
こんな事業しかやりたくない!これさえやれればなんでもいい!
という人が前者ですね。
会社作ってかっこよく生きたい!とか、
毎日面白く自由に行きたい
という人が後者です。
起業家にとって経営で大事なことは?
ちなみに、
世の中の起業家で多いのは後者の、
成果を目的として起業する人です。
絶対このITサービスじゃなきゃ、絶対にこの業界でなくては、
というよりも事業内容にこだわりはないけど経営者として生きたい。
という人の方が多いですね。
となるとこういうようなタイプの起業家にとって一番大事なのは、
経営がしっかりうまくいくことです。
前者の方はサービスが作れれば(生き延びれれば)なんだっていいんですが、
後者の方はうまくいくことが大事です。
作りたいものを作ってそれが反応しなかったとしたら意味がありません。
そこで最も大事だと言われるのは、
最低限事業をずっと続けられること
絶対に守らなければいけないラインをしっかりさせよう
1番は破産しないことですからね。
それさえなければしっかり成長させていくことが出来ます。
が、破産してしまったら元も子もありません。
そのために最重要なのは、
キャッシュフローを太くすること
とにかく毎月の収入を増やすことです。
将来性とか先ばっかり見ているとこれがおろそかになり倒産します。
まず、収入を太くしていって、
そこから徐々に中長期に投資していくという流れです。
うまくいかないパターンは、
やりたいことが先になってしまって、
目の前のキャッシュフローのやりくりができなくなるパターンです。
六本木ヒルズにいたときに、
出資を受けて事業を始めたはいいものの、
キャッシュフローを回せずに固定費でマイナスを出し続ける企業をよく見てきました。
まとめると、
経営というのは、
キャッシュフローのみに注力していけば困ることはまずありません。
そこで地道に大きくしていけるかどうかが大事です。
事業を安定させる方法はキャッシュフローの流れのみを見ること。
絶対にこれは外せないという点をしっかり守りましょう。
会社のやりたい事業や市場での立ち位置などを気にする人は多いですが、
立ち上げ期に安定させるためにはなんといってもキャッシュフローの流れです。
自分の業界やビジョンなんか後でいいんです。たいそうなことばかりを言って潰れたら意味はない。
そこをしっかりさせれば事業は楽しくなるはずです