スイッチのオンオフとか言うやつって仕事できないよね


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スイッチのオンオフが大事と言いますが、そうでしょうか?
そういうこと言う人間に限って仕事がたいしてできなかったりして。

仕事のモチベーションという言葉の謎

『仕事へのモチベーションはどうやって出てくるのでしょうか?』
そう聞かれることがときおりあります。自分としては答えに困ってしまいます。なぜならモチベーションというものを考えたことがないからです。要はどういう要因でやる気が出るかとかそういうことだということなのでしょうが、はっきり言って仕事にやる気とかいるのか?という風に感じます。

そりゃあ仕事をする気が起きないこともあるでしょう。なんかものすごいやってやるぜ!っていう気分ですごい力が発揮できることもあるでしょう。ただし、自分の場合はそれは常に一定です。なぜならやる気という言葉の前にやるべきことを前日の夜に頭で考えて、朝から確認して自分の頭で反芻して繰り返すものだからです。やる気なくてもとりあえず仕事をしています。やる気があってももちろん仕事をしています。

やる気が…ってバカなの?

『どうにもやる気が起きなくて…』
他人にそう言い切れるほど図太い人はいなくてもそう感じる人はいるでしょう。多分、多くの人は仕事に対してそういうことを思っているのではないでしょうか。

もしかしてバカなの?
もし営業マンとか、アフィリエイターとか自分が何もしなくても困る人がいなくて完全に自由で段差のほぼない成果報酬の人なら仕事っていう概念はないかもしれません。好きな時にやってそれで得た成果で収益を挙げるわけですから、受験勉強みたいに自分でこのくらいやるぞって決めてそれをやればいい。やる気がなかったらやらなくても別に迷惑は掛からない。

でも、多くの人は違うでしょう?
仕事の納期があったり、自分の進捗状況によって他の人の動きが変わってくる。やらなきゃいけない仕事なわけです。それに対してやる気とかいう概念は持ち出す余地はないし、やらなきゃいけないからやってるだけなわけです。やる気が~っていう人は社会に出たことがないのか、ろくに世の中を知らずにいるのでしょうか。

仕事が面白ければオフは存在しない

オンとオフ。これも不思議な話でよくその意味が理解できません。仕事のことを考えない日を作るとか言いますよね。そうしたら急に月曜日がきて仕事をするというのは難しくないのだろうか。だいたい土日には考えたくないって普段どんだけ苦しい思いをして仕事をしているのだろうか。

正直、一度オフの状態にしてしまうとそこから急にまた8時間とか仕事をするってものすごい大変です。人間はオフに戻りたくなるように機能しますから。なのでこの言葉が使える人っていうのは勤め人でなおかつ自分の頭で考える必要のないことをしている人じゃないかな。学校の勉強とテストみたいなイメージで仕事をしている人。『やばいテストだやらなきゃ!やった終わった遊ぼう!』の繰り返しな人。

第一それなりに自分で楽しいと思えることをしているのなら常にあれはこうしようどうしようと考えている状態が当たり前なのじゃないでしょうか。考えない時間が欲しいほどやりたくない仕事をしているのは相当なものでしょう。

私は1位になるまでやらなきゃいけないことしかないです

自分の話になってしまうのですが、私は誰よりも優秀な経営者、要は1位の経営者になるまで1位になるために必要なことをしなきゃいけないので常にその繰り返しです。多分死ぬまでなのかなと思ったりします。別に1位になるということに理由があるわけではなく、負けず嫌いで自分より上の人間がいる状況が許せないからです。1位になることを決めたからそれまで1位になるための行動を貫きます。

これは当たり前のことではなく、起業家という人間はそういった人種なのではないでしょうか。多分負けず嫌いでしょうがなくて休むことなんて頭の中にない人たちが集まっています。もちろんやる気のない起業家もいます。(『起業なんて別に適当にやればいいんじゃない?』参照。)

1位になるために働いて、でも1位になれる確率は限りなく低い。(ビルゲイツを抜くってとんでもないことですからね)
これって虚しくないですか?って聞かれたこともあるんですが、そうなのかどうかよく分かりません。
むしろ自分の好きなことをずっとしている人と変わらないんじゃないかと思います。趣味に没頭する人って別になんのゴールがあるわけでもなくだからどうしたわけでもないですよね。
少なくとも、仕事はやらなきゃいけないからやるを当たり前にするのがうまくいくコツです。