起業するなら中国と教えてくれる圧倒的数字


今まで中国という1つのビジネスチャンスについては扱ってきたが、
今回もやはり非常に大きな中国の市場を示す数字が出ている結果となっている。

中国のスマホ市場

中国のスマホユーザーは6,7億人ほどである。日本のおよそ10倍ほどの人数に上る。
これだけでも日本の10倍の市場を感じさせる数字である。

ユーザー数をこれだけ抱える中国の市場では、アプリについても同様にユーザー数を期待することが出来る。
アプリの売り上げでトップ3に入ると1日で3000~5000万円ほどの売り上げがある。また、おおよそ50位までで1日の売り上げが120万円以上である。これで月に3600万円ほど。日本では、月間で1000万円売り上げるアプリが50ほどであることから、市場規模はざっくりと日本の方の3倍ほどではないだろうか。

すでに中国のアプリ市場は日本のそれを越えている。これだけの市場が存在する上に人口比で言えばまだまだ伸び代を抱えている。

ソーシャルゲームが売り上げのメイン

中国でのゲームのアプリ内課金は、『VIPシステム』と呼ばれる課金によって得られる特権を求めることによって起こる。日本のガチャのようなギャンブル性の要素は存在しない。中国人は、確実に特権を手に入れるために課金をする。
最高級を王様としており、その王様であるという快楽を得るために課金をすると言っても過言ではない。

そして、王様の上に『神様』という階級が存在し、中国版の『白猫プロジェクト』では神様になるために課金額がおよそ500万円ほど必要である。ゲームとは思えないとんでもない額である。

すでに日本の3倍の市場を持つ中国は起業家にとって天国

すでに日本の3倍の市場である中国だが、人口に対して正比例するという憶測に基づいていえば、
その市場は今の4倍にはなるだろう。
これだけ多くてさらに、伸びる可能性がある市場なのである。

スマホに関してもこのような市場を持っているということは、当然他の(特にITの)産業についてもそれが期待できる。
もちろん伸びる可能性があるのはスマホ市場であり最右翼ではあろう。

中国は、市場がすでに大きく、さらにこれから伸び、しかも日本をある程度モデリングすればいいという点において起業家にとっての天国ともいえる市場である。
日本で言う高度経済成長期のような状態がIT産業においては言えるのではないだろうか。この市場を逃すなどありえない。

海外展開のカギはローカライズ

言語の壁というのはそこまで難しくない。
もちろん、コストがかかるのは事実ではあるが、多くのソーシャルゲーム企業は海外版のリリースまでは問題なく実現している。むしろ日本で1からタイトルを作るよりかは楽なのではないだろうか。

問題は、その国の文化に合わせることである。
国によって当然文化が違えば流行り廃りも違う。上記のようにソーシャルゲームではガチャでなく、確実に成果の出る課金の方がウケがいい。
こうした特性を理解することこそが海外展開でのカギである。

元記事はこちら
http://appmarketinglabo.net/app-taiwanchina/