広瀬すずが大バッシング!職業に上下はあるのか


番組内でのたった一つの発言で大きな批判が発生。
人気女優が大バッシングを浴びることとなったこの事件は職業の優劣の存在を考えさせられる。

人気絶頂の女優がまさかのバッシング

広瀬すずと言えば、最近では映画『海街diary』でも主役を務めるなど、CM出演など含めかなりの人気を誇る女優。
まさに今が絶頂期という16歳である。

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ことの発端はとんねるずの番組で起こった。
『私けっこうドライなんです』という彼女の発言に対して(イルミネーションにも興味がないなど)、石橋貴明氏がじゃあこの照明を見てどう思うのと振ると、

「どうして、生まれてから大人になった時に照明さんになろうと思ったんだろう?って」

「なんで自分の人生を女優さんの声を録ることに懸けてるんだろう?ってすごい考えちゃいます」「きっと大人になって年齢を重ねるとともに、本当に(マイクの長さを調節する)棒を…声を録るだけでいいの?って」

出典 http://www.j-cast.com/

この発言を受けて批判が一気に加速。
彼女の出演予定の映画への降板を求める署名へ多くの賛同が集まるなど騒動は今もなお止まらない。

以前から見られた広瀬すずの失言

実は、広瀬すずの失言自体は以前からも見受けられる。
元はラブホにいく旨の発言をメッセージアプリ上でしたのが流出した事件も存在し、嵐の大野智の年齢を聞いて『もっと上かと思ったー!』などと発言するなど着々と失言を続けている。

そもそも悪気があるというより自分の発言の影響を考えずに思ったことを言っているように思える。スタッフへの卑下ともとれる発言の後も罪悪感を全く感じなかったどころか、話としては盛り上がっていると好感に捉えているように見える。
16歳ということもありそこまで意味を考えながら発言することができないのだろう。

16歳なんだから許してというのは芸能界で仕事をして生きている以上言い訳にならない(そもそもそういう発言をするならば出るべきではない)。ただ悪気がないのは事実なのであろう。

照明さんは虚しくないの?

とはいえ、彼女の発言は理解できなくはない。
『女優の声を録る』のが音声なのであり、裏方は裏方である。
女優などの主役に対してそういった裏方はどこか虚しく見えるのも事実である。

どの職業が尊いということは一度置いておこう。
では、どの職業が人気があるかということならばその答えは簡単に出る。
女優は間違いなく音声などのスタッフよりも人気のある職業だ。どちらが人間として上ではないが、どちらが花形であるかは見るに明らかであろう。

仮に、『社長さんなんて毎日忙しく働いて…ほんとにそれでいいの…?』ならば、
ここまで批判を浴びただろうか。
批判を生むということは往々にしてそれが的を射た時に起こる。

世の中で、裏方という職業に対して魅力を高く感じていないから起こったのがこの騒動である。

人間は職業に優劣をつけている

これが、風俗嬢だったらどうだろう。
『おっさんとセックスして金を稼いで楽しいのか』という発言は世の男性は多くしているのではないだろうか。
風俗嬢だって立派な職業であるはずだ。しかしながら世の中の人間は下に見ている。自分の息子が風俗嬢と結婚すると聞いたら母親は『風俗嬢なんてありえない!』と怒り狂うことだろう。

人は必ず職業に優劣をつけているのは間違いない。
しかしながらそれを隠したがり自分は下でないとあれこれ理由をつけたがるのである。