知らないとやばい、ビジネスでよく使われる短期・中期・長期の意味


ビジネス用語は正確な定義がなかったりしてややこしいことが多いですよね。
それもそのはず、言語としてというよりは戦略的な意味合いとして用語が生まれるので目的を意識しながらでないとビジネス用語は覚えられません。

ビジネス用語は意味があって存在する

ブレストにアサインにカタカナが多すぎてわけわかんないよー。こう思ったことがある人は少ないはず。
これらは日本語で表しにくいなんとも言えない表現を的確に表しています。コミットなんかの複数の意味を持つ用語も。

また、今回紹介するタームについては、『え、どこからが短期でどこからが中期?』みたいにややこしくなることも多いでしょう。
それもそのはず、明確な定義よりも『こういう特徴の持つ期間を短期、中期、長期』というような形で扱っていることが多いからです。

全てのビジネス用語にはもちろん意味が存在して、その意味というのは目的のためにあります。
ビジネスシーンで戦略的な部分を理解をしやすくするためにあるのですね。

ビジネス用語のターム

ビジネス用語にタームというものがあります。
期間という意味合いを持ちます。

よく、中長期の投資とか言ったりするんですが、
どこからどこまでが中期で長期でっていうのが分からないですよね。

その定義っていうのは、
場所によって様々異なるのですが、
おおよそで定めるのはこんな感じです。

短期:~15ヶ月
中期:~60ヶ月
長期:それ以上

だいたいベンチャーの規模での定義ですので、
大企業とかになるとまた話が変わってきます。
長くなるとキリがないですが、
各々の特徴をさらっと説明していきます。

短期

基本的に経営者の労働集約型で物事が進みます。
ここらへんでは、経営者がどれだけ売り上げをとれるかがほぼ全てです。

必要なのは、営業力だったり売り上げに直結する契約をとる力です。
裏を返せば細かい部分は全く必要ありません。
行動をひたすらした人間が強いです。

中期

このあたりから経営者の手だけでは足りなくなります。
人を雇ったりしだす時期ですね。

必要なのは、組織を運営する能力です。
いかに大きな労働力をうまく扱うかが大事になります。
無駄のない組織の活かし方をできる人間が強いです。

長期

市場全体を気にする時期に入ります。
ただいいものを作ればいいのではなく、世の中のトレンドに左右されます。

必要なのは、先見性です。
この先に何が起こるかを考えながらやらなくてはいけません。
全てがうまくかみ合うようなモデルを緻密に組み立てられる人間が強いです。

まとめると

以上のように各々のタームで必要なことは変わります。
これを知らないと自社の状況に合った方針をとれません。
参考にしてみてくださいね。