金持ちに多い職業ランキングに学ぶ金を稼ぐ唯一の方法


もし「お金持ちにもっとも多い職業は何だと思いますか」と聞かれたら、
あなたはどんな職業を思い浮かべますか?多くの人は「医者」や「弁護士」といった職業を思い浮かべるのではないでしょうか。しかし、今の時代は国家資格である医者や弁護士であってもお金持ちの人は一部です。では、どんな仕事を選べばお金持ちになれるのでしょうか。
そこでお金持ちに多い職業ランキングからわかったある意外な事実をお伝えします。

お金持ちそうなイメージの職業ランキング

2014年に@niftyが行なった仕事・職業についてのアンケート調査によると、お金持ちそうなイメージの職業ランキングは以下のようになっています。

【お金持ちそうなイメージの職業ランキング】
・1位 医者
・2位 政治家
・3位 社長
・4位 プロスポーツ選手
・5位 弁護士
・6位 パイロット
・7位 芸能人
・8位 マスコミ関係
・9位 銀行員
・10位 大学教授
ランキング上位の職業から判断するに、多くの人はお金持ちというと、医者や弁護士など抜群に勉強ができる人、プロスポーツ選手や芸能人など生まれ持った才能がある人、銀行やマスコミなどの大企業のエリートといったイメージがあるのではないでしょうか。しかし、こういった一般的なお金持ちに対するイメージというのは本当に正しいのでしょうか。

高額納税者の職業ランキング

では、実際のお金持ちがどういった仕事をしている人たちなのか、統計データから確かめてみましょう。国税庁が出版していた「高額納税者名簿」によると、年間で3000万円以上の所得税を納めているお金持ちの職業の分布は以下の通りでした。

【高額納税者の職業分布】
・1位 起業家・経営者・社長(31.7%)
・2位 医者(15.4%)
・3位 経営幹部(11.6%)
・4位 芸能人(1.3%)
・5位 スポーツ選手(0.9%)
・6位 弁護士(0.4%)
・圏外 その他(38.7%)
出典 http://www2.ttcn.ne.jp/

お金持ちにもっとも多い職業は1位の「経営者」です。さらに、この経営者と、3位の経営幹部と合わせると、全体の4割以上を占めています。このことからも先ほどのお金持ちに対するイメージというのは実際のお金持ちとはかけ離れていたことがわかると思います。

お金持ちは開業医だけ

経営者と経営幹部を除けば、医者も全体の15.4%を占めており、お金持ちになれる職業です。では、猛勉強を乗り越え、国家試験をクリアして、めでたく医者になることができれば、誰でもお金持ちになれるのでしょうか。実際には必ずしもその目標が達成されるとは限りません。なぜなら、医者の中でも本当にお金持ちなのは勤務医ではなく、開業医だからです。病院に雇われている身である勤務医の年収は低い一方で、労働時間が長く、夜間勤務もあるなど非常に大変な仕事です。

だったら開業すればいいじゃないかという意見もあると思いますが、開業するには医療設備等を揃えるための多額の開業資金を用意しなければなりません。しかし、それを個人で準備するのは難しいため、親にサポートしてもらうことが重要になるのですが、そもそも医者になるためには6年間在籍する医学部にかかる数千万円の学費を親から投資してもらう必要があるのです。つまり、独立開業できるのは、金銭的に余裕のあるお金持ちに限られてしまいます。医者を目指すのあれば、お金持ちの家に生まれた人しかお金持ちにはなれないのです。

お金持ちはオーナー社長だけ

では、開業医になれるほど実家が裕福ではない人がお金持ちになるためには、一流大学を卒業し、一流企業に就職して、競争を勝ち抜いて、社長まで上り詰めるしかないでしょうか。
日本のお金持ち研究」によれば、実は中小企業の社長の方が大企業の社長よりも年収が多く自由になる時間が多いことがわかっています。もっといえば、大企業の経営者になるには名門大学を卒業した上で、入社後も熾烈な昇進競争を勝ち抜いていく必要があるのです。一般的に、大企業の社長の方が中小企業の社長よりもお金持ちのイメージがありますが、なぜ現実とは異なるのでしょうか。

それは、大企業の社長はサラリーマン社長が多い一方で、中小企業の社長は自分で会社を創業したオーナー社長が多いからです。サラリーマン社長というのは、自身で会社を所有しているわけでなく、あくまで給料をもらって社長という仕事をこなしている社長です。一方で、オーナー社長というのは、自分のお金で出資してその会社を所有している社長です。オーナー社長は会社の所有者なので、会社の経営について自分で決定できる絶対的な権利を持っており、サラリーマン社長とは立場が異なるわけです。

以下の2016年度の日本人富豪ランキングを見れば一目瞭然ですが、1位~10位の方まですべて有名な企業のオーナー社長です。
【日本人富豪ランキング】
・1位 柳井 正氏 ファーストリテイリング会長兼社長 146億ドル
・2位 孫 正義氏 ソフトバンク社長 117億ドル
・3位 滝崎 武光氏 キーエンス名誉会長 72億ドル
・4位 三木谷 浩史氏 楽天会長兼社長 56億ドル
・5位 森 章氏 森トラスト社長 49億ドル
・6位 韓 昌祐氏 マルハン会長 40億ドル
・7位 伊藤 雅俊氏 セブン&アイ・ホールディングス名誉会長 36億ドル
・8位 三木 正浩氏 ABCマート創設者 35億ドル
・9位 高原 慶一朗氏 ユニチャーム取締役ファウンダー 35億ドル
・10位 毒島 邦雄氏 三共名誉会長 29億ドル
出典 https://zuuonline.com

サラリーマン社長は給料しか得ることはできませんが、オーナー社長であれば、給料だけでなく株の配当金により莫大な収入を得ることができるのです。
このように、日本では「一般的なイメージのお金持ち」と「実際のお金持ち」は必ずしも一致していないのです。とはいえ、開業医になるだけのお金もない、オーナー社長になるだけの才能もないという人はお金持ちになれないのでしょうか。「日本のお金持ち研究」によれば、「他人が思いもつかない発明・発見をしたのではなく、30年間同じことをただ勤勉にし続けただけ」というお金持ちが多く、才能ではなく継続力が重要だということがわかっています。さらに、才能に恵まれたから資産を築けたというお金持ちは存在せず、大事なのは自分の信念だと答えた人が多数だったそうです。
お金持ちに対するイメージが現実とは違ったように、経営者に対するイメージというのも現実とは違うのかもしれません。

お金持ちかどうかは従業員か経営者の違い

医者、弁護士といった職業の違いではなく、従業員と経営者という会社の役割の違いから経営者とは何なのかを考えてみましょう。なぜ、お金持ちになれるのは、「勤務医ではなく開業医なのか」、「雇われ社長ではなく創業者社長なのか」、「サラリーマンではなく起業家なのか」。その答えは提供するものの違いにあります。

前者の勤務医、雇われ社長、サラリーマンは会社の「従業員」であり、開業医、創業者社長、起業家は会社の「経営者」です。なぜ、従業員と経営者で収入に差がつくのか。それは、提供するものが違うからです。私たちは皆、何かを提供してその対価としてお金を得ています。従業員も経営者も何かを提供することでお金を得ているわけです。
従業員が提供するものは労働力であり、もっといえば時間です。時間を提供する対価として賃金をもらっているわけです。なので、従業員は、提供した価値に応じて報酬を得られるわけでありません。価値ではなく、どれだけ時間を提供したか、です。従業員は経営者によって時給が決められているので、お金に対して自由度はありません。1日は24時間しかありませんから、時間を売って稼ぐビジネスだと収入に限界があるのです。

一方で、経営者というのは、従業員に仕事を与え、マネージメントするのが仕事であり、作ったビジネスの価値がお金になります。時間を提供してもお金は増えませんが、提供する価値が大きくなればなるほど得られる収入は大きくなります。
例を考えてみましょう。

村には井戸がなく、数キロ離れた川から水を汲んでくるしかありません。青年は毎日バケツをもって川へ行き、水を汲んでは村に届けます。そうして青年は毎日10000円の収入を得ています。

【従業員】

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出典http://fukui.livedoor.biz/

この青年は、バケツを運ぶという労働力を提供すことで対価として毎日10000円をもらっている従業員です。運べるバケツの量は限界がありますから、お金を増やそうと働けば働くほど辛くなっていきます。

【経営者】
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出典http://fukui.livedoor.biz/

一方で、こちらの青年は、人を雇い、バケツ運びを教え、管理する経営者です。雇った従業員が稼いだ10000円のうち5000円を得ています。バケツの運び手を10人雇ったら毎日50000円の収入が入ります。この時点で【従業員】の青年の給料の5倍です。お金が貯まってきたら、現場を管理するマネージャーを雇うこともできます。そうすれば、【経営者】の青年がやることはほぼほぼなくなりとても楽に稼げます。
または、下図のように貯めたお金を水道工事に投資して効率的に水を運ぶ仕組みを作ることもできます。

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出典http://fukui.livedoor.biz/

水道が完成すれば、バケツで運ぶよりも大量の水を安定かつ迅速に村に供給することができます。結果として、村の人たちの利便性が向上する、つまり提供する価値が大きくなるわけですから、もっと収入を得られるようにもなります。

このように、従業員というのは構造上お金持ちにはなれないようになっているのです。一方で、経営者というのは効率的にビジネスが回る仕組みさえ作ってしまえば、従業員の何倍、何十倍もの収入を得られるのです。つまり、お金持ちになれるかどうかというのは、従業員という働き方を選ぶか、経営者という働き方を選んだ時点で決まるのです。

金持ちになりたいなら起業するしかない

お金持ちそうなイメージの職業ランキングからわかる通り、お金持ちになるには特別な才能が必要なのではと思っている人が多いように見受けられます。しかし、お金持ちかどうかというのは従業員か経営者かの違いであり、提供するものの違い、そして、働き方の違いでしかありません。

日本人の多くはお金を稼ぐには従業員が選択できる唯一の方法だと思っています。しかし、今の時代、インターネットによって個人でもお金を稼げることは可能ですし、経営者になるハードルは大きく下がっています。資金がなくても、正しい知識と小さな勇気があれば、お金持ちになることができるのです。