悩んでいる人に欠けているたった一つのこと


「仕事を辞めたい」「今の仕事がつらい」「就職か起業か」「転職すべきか」「もっと稼ぎたい」などで、あなたが悩んでいるときに伝えたい、たった1つのこと。

筆者のもとへはこれまで何度も「起業したい」「転職したい」「稼ぎたい」というような悩みが寄せられてきた。それ以外にも様々な悩み相談が押し寄せてくるが、仕事や収入で悩みをもつ人たちへこれまで伝えてきたことを伝える。

筆者は浪人や休学、さらには留年をしており、インターンを経験したり、一般企業で働いたこともある。しかし、相談してくる人らは筆者よりも「社会人経験が長い人」あるいは「学生」である。はっきり言って筆者はエリートとは無縁である。それにもかかわらず、悩みの相談が絶えない。同じ20代であるにもかかわらず、とにかく彼らは悩みが多い。悩みが多すぎて、悩みを抱えることが仕事になっているのではないかという心配すら覚えてしまうほどである。今回は主にビジネスや社会的なことで悩みを抱えている人らに共通していることを述べる。

悩んでいる人の13個の共通点

相談を受けるたびに一人一人に伝えてきたことと悩みを抱えた人らの共通点を述べる。

・一人で悩む
・悩む方向性を間違えている
・リスクばかり考えている
・準備ばかりしている
・まずは3年を意識しすぎている
・新卒だからという悩み
・自分と社会という対立図を難しく考えすぎている
・世の中は厳しいという悩み
・決断をとにかく先延ばしにする
・意見を持てない
・うまくいかなかったときのことばかり想像している
・どうすべきか悩んでいる
・自分の成功体験に気がついていない

こんなところだろう。悩みを持ちすぎて、それすらもが悩みとなっているのである。あなたもこれまでに上記のようなことで思い当たる節があるのではないだろうか。そんなときに筆者から伝えたいことは、たった一つである。

どうかもっと決断してほしい

あなたはこれまで、おそらく多くの悩みと向き合おうとしてきたであろう。「プログラミングを学びたい」「副業したい」「自分らしくありたい」「上司とうまくいかない」「もっと稼ぎたい」というようなことであろう。だがしかし、その「悩み」を「どのようにするか」をどれくらい決断してきたであろう。重要なのは、「課題意識」を持つことではなく、「決断」することである。では具体的にどのように「決断」していけばよいのか、述べてみる。

悩みが多い人はとにかく「決断」すべし

前述した通り、悩みを抱えている人のほぼ全てに当てはまるのは「決断力」に欠けていることである。「とにかく行動しよう」と思っても、それは具体的にいつから始めるのか、毎日なのか、どれくらいの時間をかけるのかなどを決断していない。はっきり述べるのであれば、充実している(=悩みが少ない)人ほど、あらゆることに「決断」をしているのである。仮に決断をしてなかったとしても、頭からすっぽりとその「悩み」を忘れてしまうほど何かに没頭しているのである。それでは、あなたの悩みはどうすればいいのだろう。どのように決断していけばよいのかをそれぞれに述べていく。

転職すべきかどうかで悩めるあなたへ

今の会社がおもしろくない、何かしらうまくいっていないのであれば、転職すべきである。具体的にそれではどのように決断すればよいか。以下に箇条書きにしていく。

・転職すると決める
・転職サイトに登録する
・複数の転職サイトに登録する
・憧れる人に実際に会ってみる
・目指したい分野で活動している人に実際に会ってみる
・あなたに何が足りないのかを分析する
・絶対に譲れない転職条件を決める
・あなたの「市場価値」を知る
・あなたの「好き」と「嫌い」を理解する
・「挑戦したいこと」を決める
・いつまでに転職するのか、具体的に決める
・転職の日程を決めたら会社に伝える

以上のことである。ここまで決断をすれば、絶対にあなたの転職は成功するだろう。もし、上記のような決断ができないのであれば、転職は踏みとどまるべきだろう。具体的に決断をできなければ、人事に簡単に見抜かれてしまうだろう。せっかく見つけた会社からの内定をもらえずに、転職する機会を見失う。それでは本末転倒である。

起業すべきかどうか

起業すべきかどうかで悩むあなたは、とにかく今の環境があなたにマッチしていないのだろう。そして、根拠はないけれども、なんとなく「起業したい」のであろう。ならば、簡単である。「起業すべきかどうか」で悩むのではなく、「起業する」ことを決断しよう。

・いつまでに起業するかを決める
・【2017.8.30まで】というように具体的日程を決める
・どんなビジネスをするか決める
・今できることが何かを探す
・何が得意かを分析する
・わからないことは必ず検索する
・横のつながりを増やす
・メンターを見つける
・資金をどうするか決断する
・仲間を見つける
・スモールビジネスを今から始める
・毎日コツコツ行動する

基本的に漠然と起業したい人らは「何をやるか」で悩むことが多い。そして「失敗したらどうしよう」などと考えていることが多い。だがしかし、始める前からリスクを考えて何もしないことのほうが一番のリスクである。なぜなら「何もしない」間も、時間は刻一刻と過ぎ去っているからである。本気で起業したい人間は、あなたが思考停止に陥ってるときよりも着実に毎日何かしらのアクションを起こしているであろう。

そして、ポジティブに状況を判断していっているであろう。仮にもしもあなたがアフィリエイターとして起業していきたいと考えているのであれば、どのように「サイトはどうするのか」「なんのアフィリエイトをするのか」「どのようなデザインにするのか」「どれくらいの規模にするのか」など、とにかく決めることが多い。

だがしかし、決める前に、おそらく多くの人は自分が取り組むと決めたビジネスがどれくらいの労力を要するものなのかがわからない、イメージできないことのほうが多いため、とにかくまずは感覚をつかむべきである。そして、自分がイメージしていることを実現にむけて、着実に「必要なこと」を取り組むべきである。何をしたらよいかわからない場合は、わかっている人、相談すると答えてくれそうな人にとにかく食らいついていくべきである。

とにかく稼ぎたい人

筆者の周りで一番多い人はこの例である。例えば、「副業をしたい」という人である。だがしかし、副業をしたい人に限って皆共通している一言目がある。

会社は副業禁止かもしれない

はっきり言おう。そんなことを心配したところで、一体何になるのだろう。会社が副業禁止であっても、「あなたは副業をしたい」のならば、まずは始めてみることが最善なのではないのだろうか。1円も稼いでいないのにもかかわらず、そんなことで悩める方が幸せなのだから、もはや副業はしないほうがよいとすら思えるが、そうは言っても稼ぎたいという想いがある以上、どのようにして決断をするかを述べる。

・いくら稼ぎたいか決める
・どのようにして稼ぐか決める
・会社の副業が禁止かどうか気にしないということを決断する
・副業で稼いだ後の税金のことを気にしない
・20万円以上を「利益出す」まで税金のことは気にしないと決める
・副業をすると決める
・めんどくさがらない

以上である。だが大半の人は、稼げずに終わる。ほとんどの人が「明日やろう」と考えて1日を終え、「また明日・・・」「また明日・・・」と1週間を終え、「来週から・・・」と1ヶ月を終えていくのである。こうなってしまわないように、とにかく「稼ぐ」ということを決断していくべきである。そして、「稼ぐ」という決断を毎日自分に言い聞かせるべきである。

活躍したいあなたへ

あなたは勝手に自分が「〜は苦手」「〜は嫌い」「〜できるかな」というように、勝手に自分で自分の限界を設けていないだろうか。だとしたらそれは大きな過ちである。まずはなんでもやってみることである。

そして、悩んでいる現状をとにかく打破すべきである。何事も行動しなければ変わらない。まずは小さな一歩を踏み出していこう。そんなあなたを筆者は全力で応援する。