3Dプリンターの業界を変える圧倒的な性能とは


注目を浴びたかと思いきや、意外と話を聞かなくなった3Dプリンターですが、
実はものすごい性能を秘めていて、どんどん使用用途が開拓されているみたいです。
(出典 http://tabi-labo.com/

3Dプリンターが世界を作る?

とある噂が世界を震撼させました。

全ての機械が、3Dプリンターで作られた機械で作られる!?

今はカメラやテレビなどそれらの物を機械が作っています。
その機械を設計する人間がいて、成り立っているのです。

その機械を作る機械を3Dプリンターで作る時代がくるかもしれないというのです。
3Dプリンターではすでに金属をも加工できることは分かっており、その研究が進んでいます。

SFで見るような機械に全てが支配される時代がもしかしたら来るのかもしれません。

模型やフィギュアはすでに実用化が進む

3Dプリンターでイメージしやすいのは、模型やフィギュアなんではないでしょうか。

それらの分野に関してはすでに実用が進んでいます。すでに3Dプリンターで作られたものが販売されています。建築の模型なんかは、データを入れれば勝手に完成した状態のものがミニチュアでできるなど、非常に可能性を感じさせます。

銃が作られるなど犯罪を懸念する声も

2014年5月8日、3Dプリンターで拳銃を製作し所持していた神奈川県川崎市高津区在住の27歳の大学職員の男性が銃刀法違反で逮捕された。2014年4月12日に神奈川県警が男性の自宅を家宅捜索した際、3Dプリンターを使用して製作した拳銃が5丁押収され、このうち2丁は殺傷能力があるものと鑑定された。3Dプリンターで製作した銃に銃刀法違反が適用されたのはこの事件が初めてである。
この事件を受けて、2014年5月9日、茂木敏充経済産業大臣は「銃砲の製造は、既に武器等製造法の規制の対象となっており、現時点において、追加的な規制をすることは考えていないが、不当な用途へ転用されることを防止するため、実態なども見極めつつ、関係省庁とも連携の上、検討してまいりたい」と既に規制対象であることを明言した。国家公安委員会委員長の古屋圭司はこの事件に対して、現行法上では対応できていない問題であり、今後は法制上の問題も含めて対応していく方針としている。警察庁によれば3Dプリンターは法律では購入を規制されておらず、転売も行われていることから、利用者登録などにより所持者を特定するということは困難であるという。
この事件において犯人は3Dプリンタだけで銃を製造したのではなく、7年半もの町工場での勤務経験を生かし、小型フライス盤や旋盤、バンドソーなど加工機械も駆使して銃を製作していた可能性が高いと見られる。
この事件で、規制の議論が銃だけでなく3Dプリンターにまで及んだことから、業界各社が集まって「3Dプリンター振興協議会」が設立された。

出典 http://ja.wikipedia.org/wiki/

このように3Dプリンターで実用レベルの銃が製造されたケースが存在します。
日本の銃刀法では、製造のルートおよび海外からの輸送を抑えることでその安全性を完備していますが、データのみで銃が製造できるとなると、また難しくなってくることでしょう。

医療分野でも3Dプリンターがとんでもないことに

なんとガン細胞のみを死滅させることのできるウイルスを作れるようです。しかもなんと3Dプリンターで作れてしまう。3Dプリンターは機械などを作るためのものであるという認識も多かったわけですが、実はこんな使い方もできるんですね。

そして製作者はそのコストを1ドルまでに下げられると公言しています。ガンは治せるが常識になる時代が来るのかもしれません。

http://tabi-labo.com/113267/cancer-virus/