日本が賃金でどうこう言っているのとはレベルが違いますね。
この点は賃金に納得がいかなければすぐに転職するアメリカならではですね。
アメリカは自身の評価に対してシビア
『お金なんて関係ない。誇りを持って働ければいい』
これが古来からの日本人の考え方。
それに対して、アメリカでは全く別の考え方をする。
『なぜ私のことをこれっぽちの金額で評価しているんだ』、と。
日本人はまあお金ではないけど、評価してもらっているしな、という風にお金を別の指標として考える。
しかしアメリカはシビアだ。評価しているのならそれは数字で示せ。私のことが必要ならお金を出してでも引き止めろ。と言う考え方である。
論理的に考えるとアメリカの方が合っている気がする。経営者からしたらお金を出すのが筋だ。評価しているのならそれだけのコストを割くのがそれ相応だろう。それをしないのはうまいことを言ってごまかそうとしているに過ぎない。ほんとに必要ならお金を出さない理由はない。お金を出さなくてもそれっぽくごまかせば文句を言わないと思われているのだろう。
なんと30歳の若きCEO
自身の年収を1億円削って、社員の最低年収を830万円に引き上げたシアトルの決済代行会社「グラビティ・ペイメント社」のダン・プレイスCEOはなんと30歳。
30歳でここまで成功している時点ですごいですが、こうした考え方を持てるのもすばらしいですね。