LINEがさらなるサービスを発表。
音楽のストリーミングサービスは完全に戦国時代となるだろう。
LINE MUSICを発表
ティザーサイトが先立って公開されていた『LINE MUSIC』が、本日6月11日ついに本公開となりました。
『LINE MUSIC』がついにオープン
『LINE MUSIC』は月額1000円、500円のプランから選べる定額制オンデマンド音楽配信サービス。
楽曲は新譜を含む150万曲以上をラインナップ。エイベックス、キングレコード、ソニー、コロムビアム、ポニーキャニオン、ユニバーサル、ワーナーミュージックなどレーベル23社、プロダクション5社と提携し、西野カナ、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE、シェネル、長渕 剛、浜崎あゆみなどを代表する人気アーティストの楽曲を配信します。出典 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/
本日公開となったLINE MUSIC
すでに大手のレーベルと提携を組んでおり、コンテンツは充実。そして、金額は月額1000円、500円の2パターン。
AWAは100万ダウンロードと好調
音楽のストリーミングサービスと言えば、上記記事でも扱ったサイバーエージェントとAVEXのAWAが存在する。
AWAはすでに開始2週間にしてダウンロード数は100万を突破。非常に好調を示している。
両社のサービスは完全に似通っており、競合することは避けられないだろう。
Appleも定額サービスに参入
実はiPhoneなどハードを販売するAppleも同様のサービスに取り組んでいる。
月額1200円と金額はわずかに高いが、Appleのブランド力をもってすればそこまで不利になることもないだろう。
コミュニティを持つLINE、ブランド力のApple
もちろんこの3社だけではなく、数多くの音楽定額サービスが存在する。ただ、日本国内で大きなものと言えばこの3つになるだろうか。それぞれが強みを生かし合いながら競合していくこととなる。
LINEがなんと言っても強いのは、LINEというプラットホームにコミュニティが存在することだ。
AWAが音楽を友達と共有するという概念をウリにしているが、これを最も実現できるのがLINEで、LINE内で友達に音楽を共有するなどの形をとることが出来る。さらにLINE画面内で音楽を再生できる。
それに対して、Appleの強みはなんといってもそのブランド力であろう。多くの熱狂的なファンを持つAppleは常に強気の価格戦略をとっている。それでも購入者が後を絶たないのはそのブランド力にある。また、iPhoneお生み出したように、UI/UXデザインには定評があり、Apple Musicでもそれが発揮される可能性は高い。
ハードを保持しているという強みもあり、iPhoneの購入時に代理店でオプションとしてApple Musicを勧めるなどの方法をとれば爆発的にユーザーが伸びる可能性はある。
今年末ほどにはトップシェアが決定するだろう。