行動力というものは1つの能力として考えられる。
世の中の偉人はどれも行動力に溢れているし、人並み外れた努力をしていることが多い。そんな行動力と年収には実は深い関係があったようだ。
起業家と行動力の関係
世界的な起業家には様々なその『行動力』を示すエピソードがある。例えばスティーブ・ジョブズだ、彼が19歳の時に導師を求めてインドまで旅をするために働いて旅費を貯めることを決めた。そしてジョブズは実家に戻ってその日のうちにアメリカノゲーム会社であるアタリを訪問し、『雇ってくれるまで帰らない』と宣言して無事働くことに成功した。その際にジョブズはアタリのCEOであるノーラン・ブッシュネルを引っ張り出すに至った。そんなジョブズはいたくブッシュネルに好かれていたという。にもかかわらずアタリで悪態をつく部分もジョブズの行動力や自信の強さを表している。
当然ながら行動力があるのはジョブズだけではない。イーロン・マスクはスタンフォード大学の大学院をたった2日の在籍で退学したし、シリコンバレーにおいては1年以内に大学を中退する起業家はとんでもない数いる。起業家は往々にして行動力が人並み外れているケースが多い。
行動力と年収の関係性
起業という行動自体がやや特殊なことでもあるし、躊躇しがちなジャンルであることもあるだろう。起業家が行動力があるというのは疑う必要もない事実だろう。では、起業家などのリーダー以外にも行動力が関係しているのだろうか。面白い結果が出ている。
出典 http://www.huffingtonpost.jp/
こんな結果がある。おおよそ行動力と年収が関係しているようだ。その理由は明確には分かっていないが、行動力がある人ほど仕事でも結果を出しているということだろうか。1000人以上の調査でここまで綺麗な結果が出るということはそれなりに関係性があると見ていいだろう。
行動力のポイントは行動までの時間
行動力を上げたいと思ったら、”考えてから行動するまでの時間を短くする”ことが最もいい。行動するまでの時間が長ければ長くなるほどに行動力がなくなるし、その行動の成功確率は下がる。起業において成否を占うのはそれを始めるスピードであるというのは非常によく聞かれる話である。
行動力というのは起業のみならず社会において重要視される要素なのであろう。それが上記の結果につながっている。特に今後ロボットが社会進出する中で人間もうかうかしていられない。じっとしているとどんどん仕事はなくなっていくだろう。今後さらに行動力がカギになるに違いない。