Instagramのさらなる可能性とは


Instagramはすでに世界第2位のSNSである。
売上の面においてもすでにTwitterを追い抜く勢いであり、今後も成長が期待されるだろう。そして、Instagramはさらなる可能性を1つ秘めている。

InstgramのMAUが6億人を超える

Instagramは今や世界第2位のSNSである。MAU(月間アクティブユーザー)がFacebookの17.9億人に次ぐ6億人であり、この数は当然Facebookに次ぐ数字である。Twitterは3億人ほどでTwitterを抜いた頃が懐かしいほどである。(なお、Facebook Messengerが10億人ほどであるが、これはSNSとしてはカウントしない。)

2016年の売上高は約1800億円と言われており、2017年には3000億円を超えると予想されている。そんなInstagramにはまだもう1つの可能性が残されている。それが、商品の購入をできる機能である。

商品リンクが試験的に登場

Instagramは2016年11月からすでにケイトスペードやワービーパーカーなどアメリカの20のブランドでテストを行っている。その中では、商品に関する詳しい情報や、ブランドのwebサイトに移動して購入することのできる『Shop Now』タグなどが加わることになる。

今まで、Instagram上でリンクを載せるのは自分のプロフィールページ上でしかできなかったが、それが商品を購入するなどの行為ができるようになるだろう。ただ、おそらくは一部のブランドのみに開放されていく方向になるだろうと予想できる。

Instagramの絶大なる影響力

インスタグラマーと呼ばれる一部の影響力を持つ人々の中では、自身のブランドの服をInstagram上に掲載し、ユーザーは気に入った服があればトップページまでいってそこからリンクを踏んで気に入った商品を探すという。わざわざそこまでしても購入するユーザーがいるほどにInstagramの影響は大きい。それが商品へのリンクを置くことになれば相当な売り上げが見込めることだろう。

まだテスト段階であり、商品リンクの機能がInstagram上で設置されるかどうかは分からない。ただ、今の2000億円ほどの売り上げが跳ね上がることは間違いないだろう。InstagramはFacebookすらも上回るSNSになるかもしれない。