2月の旧正月に、中国人観光客が京都や銀座で爆買いしている光景が話題になりました。
訪日外国人では中国人が最も多いなど中国の富裕層は日本にとって大きなビジネスチャンスになっています。
ビザの緩和などもそれらの一因ですね。
中国のバブル
中国は今、バブルに沸いています。
経済とは基本的に人口の上昇に伴い、ある程度比例的に右肩上がりでいくものです。
不動産価格は高騰し、最も調子のいい国と言ってもいいでしょう。人口がこれだけ多い以上、まだまだ伸び代はあります。
中国や韓国は一般的に日本よりも15年か20年ほど遅れていると言われています。
日本で言えば90年代をアジア諸国はいっているわけです。
(そういった意味で言えば日本の成長スピードはとてつもないものでした。)
90年代と言えば日本で言うバブルですよね。
現在はやや落ち着きかけてはいますが、中国でも同じようにバブルが起こりました。
(中国政府は緩やかにバブルを解消させていたことで日本のような悲劇は起こっていません)
そのバブルの富の矛先は…
この富裕層たちは未だお金を持ち余しています。
そしてその余波は海外へと移るわけですね。
1つの象徴的なジャンルが不動産です。
中国での不動産が割高になったことで、
中国人は今日本の不動産を買い求めています。
特にその価値が高く評価されているのが、銀座のエリアです。
実は弊社でも銀座のエリアの不動産を海外法人に対して提案しているのですが、
金額が非常に大きいです。
最低のレベルで50億やそこらだったりします。
一方では中国人に日本が支配されてしまうと言う人間もいますが、
その物件を売った分のお金が海外に投資するなりすればいいのです。
投入されたお金の分だけ市場にお金が増えます。
そうやって市場は拡大されていくのですから気にせず買ってもらいましょう。
対中国起業はあり!
今現在、ITベンチャーなどでは韓国語、中国語の話せる人材が非常に重宝されています。
特に中国の大きな市場を取り込もうとしているからです。
国内でソーシャルゲームで莫大な利益を挙げたGREEが海外進出に早くも乗り出したのは有名な話です。
(GREEの決算の模様など)
今注目されるのは、中国から日本へと来る訪日客相手のビジネスです。
日本という国の良さを無くさずに、海外客がストレスなく観光を楽しむためのビジネスは足りていません。
海外客市場は大きく伸びる可能性を秘めているでしょう。
コーディネーターなどの仕組みも刷新できるのではないでしょうか。
オリンピックによる新興企業への莫大なチャンス
これからは中国に加え、シンガポールなどの国も入ってきます。
富裕層はどんど増えるわけですから、オリンピック含め、観光地ニッポンとしての非常に大きなチャンスです。
オリンピックの年の訪日外国人は2000万人を超えると言われています。
これほどのチャンスがある年が他にあるでしょうか?
これらの外国人が日本のリピーターとなるチャンスを含んでいるのです。
リピーターになってもらえるために、日本では今からPDCAを回し、
より良い環境にすべきではないでしょうか?
むしろ今からじゃ遅いくらいかもしれません。