起業家がオリンピック需要のビジネスチャンスに大注目


オリンピックという4年に1度の祭典。
ここで様々な日本の経済発展が見込めるかなりのビジネスチャンスであることは間違いない。

オリンピック需要が拡大中

さる2020年、東京五輪が開かれる。
オリンピックによる訪日観光客も含め、観光産業には大きな期待が寄せられる。

不動産産業や建設産業など含め、経済効果が見込まれる中、
注目されるのはカジノ産業、宿泊産業である。

未だ論争が続くカジノ産業

カジノ産業に関しては、倫理面や治安面などで未だに論争が続いている。

経済面や雇用に関してプラスが大きく見込めるものの、
治安での問題や日本国内でのギャンブル依存症の増加の懸念やリゾート施設の建設にかかるコストなどマイナス面も存在する。
現状、カジノ論争においてもちろん賛成派が有利ではあるもののまだ論争は続きそうだ。

ただ、現状横浜と大阪でのカジノの建設が見込まれており、
非常に大きな経済効果を見込める。
カジノをきっかけとして日本がリゾート地として再認識される可能性を秘めている。

需要が勢い余る可能性のある宿泊産業

オリンピック開催時には、訪日観光客に対して宿泊施設の数が足りていないとすら言われている。
つまり、全てのホテル・旅館が埋まったとしても足りないくらいの訪日観光客が訪れるのだ。
これに関してはピーク時に圧倒的な宿泊施設数が必要になるなど対応を考える必要があるが、
経済効果としては非常に大きなメリットを見込める。

http://kigyo-ka.com/00068/
このAirbnbについての記事でも扱ったように、
東京中の宿泊施設の総収容人数を足しても足りないと言われるなど、
柔軟な対応が求められるだろう。(おそらく違法覚悟でマンションの部屋などを貸し出す業者も現れると思われる。)

外資ブランドが京都嵐山にホテルを開業

 森トラストグループは2015年3月23日、京都・嵐山の保津川沿いにスターウッドホテル&リゾートの最高級ホテルブランド「翠嵐(すいらん)ラグジュアリーコレクションホテル 京都」を開業した。スターウッドホテル&リゾート ワールドワイドは、米国を拠点に世界約100カ国で1200のホテルを所有・運営する。「セントレジス」「ウェスティン」「シェラトン」といった日本でもなじみのあるホテルなど9つのブランドを展開。なかでも最高級クラスに位置付けられる「ラグジュアリーコレクション」は、世界30カ国に85軒以上を展開し、翠嵐はその日本第1号となる。

出典 http://www.nikkei.com/

上記の例含め、
日本でラグジュアリーホテルを増やす動きがある。
高級ホテルを増やすことで富裕層に対してさらなる利益を受けることが出来る。

東京オリンピックに備えて、
東京にも(特にお台場などのエリア)高級ホテルが増えることだろう。
富裕層が大きなお金を落としてくれるのに安いサービスを提供するのではもったいない。

起業家はどう動く?

もちろん、ホテル産業などの大企業だけでなく、
ベンチャー企業にも可能性が考えられる。

オリンピックという大需要に対して様々な需要が生まれる中、
それに対して動きがあることは間違いない。

最優先に挙げられるのは、
外国人観光客に対するアテンドなどの業務だろう。

裏を返して、日本人が大勢ある国にいくとき何が欲しいだろうか?
そう、現地を案内する人間の存在である。
これはもちろん英語、中国語に対応したレストランやホテルなどの情報サイトでもいいし
コーディネーターでもいい。

日本で問題なくできていることを、
どうやって訪日観光客に対しても提供するかという面である。

特にIT産業などは、
多言語への対応を巡って新たな需要が拡大することは間違いない。