Airbnbが旅館業界を震撼させるわけ


Airbnbと言えば、2014年にはとてつもなく話題になるなど、
最高にクールなサービスとして知られていました。このアメリカシカゴ発のサービスは宿泊というあり方を変えるカギになるかも…
(出典 http://ascii.jp/

Airbnbとは

まず、エアビーアンドビーと読む。エアビーエヌビーでないことに注意。
宿泊施設を借りる人貸す人のマッチングサイトであり、2008年8月に設立された。

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出典 http://thenextweb.com/

こんな画面から部屋を選んで予約すると宿泊することができる。もともとは自分の部屋が空いている間は他の人に貸せばいいじゃないかという着想で生まれたようだ。
その最大の特徴は旅館などの一般的な宿泊施設だけでなく、自分の別荘を貸し出すなど、商業的な利用をしていなかった人まで貸し出すことが出来るようになる点。

また、お城に泊れるなんていうとんでもない宿泊施設もあったりして、そのような非日常性が今までの宿泊施設を覆すと注目されている。

Airbnbが旅館業界を食う

このAirbnb。旅館業界からは目の敵にされている。
単純な話、一般人も宿を貸し出せるようにすると、貸したい人は増える。それに対して借りたい人が比例して増えるかというとそれはないわけで、もともと部屋に泊まる人の延べ人数というのは固定されていると見るのが当たり前の話である。
(もちろん、前述のような面白い宿ができれば借りたい人は多少増えるだろうが…)

すると、Airbnbで泊まる人が増える分、どこかで減ることになるわけである。そのあおりを食らうのは旅館業界になってくる。
Airbnbにいく人の多くが、元々は普通に旅館もしくはホテルに泊まっていた人なのだから当然の話だ。

日本国内では法規制の噂も

日本国内では、宿泊施設としての許可の問題などから、
Airbnb利用者は頭を悩まされている。

民宿業者の利権を守るためにもなんらかの規制が施されることは間違いないだろう。
(GREEなどのガチャをパチンコ業界の利権のために潰そうとしたように…)

オリンピックの際には、
日本での宿泊施設は足りなくなることが明白である。
そういった際に、Airbnbはどのような効果を果たすのであろうか。

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