リクルートが儲かり続ける理由


ついに上場を果たしたリクルート
その秘密に迫る。

人生の転機にはリクルートがいる

最近では、リクルートはCMを増やしたように見えます。
そう考えるとどこにでもリクルートがいるというのは納得できるのではないでしょうか。

結婚にはゼクシイがいて、子供が生まれたら赤すぐがいて、勉強するときには受験サプリがあって、fromAでバイトを探して、就職にはリクナビ、引っ越しにはSUUMO、車を買うときにはカーセンサー、そしてまた結婚が…

というように生活の大事なときには全てリクルートがいます。
これがリクルートのビジネスモデルを語る上で大事な点です。

ゲートウェイビジネス

リクルートのビジネスモデルは単純に、ユーザー(人)とクライアント(企業)をつなぐビジネスモデルです。そして互いの圧倒的な量の情報を持っているリクルートは、それを広い門戸でつなぎます。

今までは、求人の際に給与などの条件は示されていませんでした。面接に行ってそこでその人を見て給与が決まっていたのです。これではユーザー(人)は求人に応募しづらくなります。門戸が開かれていない状態だったのです。それをリクルートが広い門戸を作り、両者をうまくつなげる役割を果たしました。

圧倒的な情報を持つことによるコンサル営業

圧倒的なユーザーの情報を持つリクルートは企業へと営業する際にも非常に有利です。
例えば求人なら、
『ユーザーのデータを我々は持っていますので分かりますが、この求人の出し方では結果は出ませんよ。こういう風にしましょう。』
というように強気の提案ができます。

だからこそ、リクルートの求人誌はリクルートがまさに作り上げているのです。
ユーザーの使いやすいようにクライアントをコントロールすることもできます。

この圧倒的な量と質がリクルートの強みです。
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