Pokemon Goは熱狂の裏ですぐ飽きられると言われていた。
しかし、多くのデータは未だ衰えないその勢いを示している。
Pokemon Goの勢いは衰えぬ
大ヒットが止まらないPokemon Go。リリースから2ヶ月経った収益はなんと455億円であるという。なんと1か月あたり200億円を超えるということになる。
この数値は、App StoreとGoogle Playの収益を足したもので、当然リリースすぐのアプリとしては異例の売り上げである。Pokemon Goブームが生んだ収益の大きさ、そしてブームの大きさを物語っている。
プレイ時間は常にキープ
また、気になる点がユーザーのプレイ時間である。これはソーシャルゲームだけでなく、多くのアプリの人気を測る指標として非常に重要で、プレイ時間が長ければ長いほどユーザーはアプリに熱中しているということになる。どれだけユーザーが使っているかを示すMAUから最近では、プレイ時間に対象が移っているように思える。
2016年8月末時点でアメリカ国内のiOSユーザーにおける1日当たりの平均プレイ時間は32分である。この数字は当然大きいのはもちろん、注視すべきは、配信がスタートした週の33分とほとんど同じ数値である。2ヶ月経ってもユーザーの熱狂度合いが衰えないということを示している。
未だ熱狂が
Pokemon Goが歴史上稀に見るヒットを飛ばしたことは言うまでもないだろう。しかしながら、懸念されていたのは流行はすぐに去るのではないかという部分だった。通常、廃人と呼ばれるほどの熱狂的なプレイヤーがいてその廃人のモチベーションを保つような構造になっているが、Pokemon Goについてはそれがあまり当てはまらない。それゆえに飽きがすぐに来るのではと思われていたがそれは解消されたようだ。
今のところ全くもって順調な指標ばかりなのが現在のPokemon Goである。恐ろしいほどにスキのない数字を保っているがはたしてどうなるのだろうか。今までPokemon Goのようなゲームも、Pokemon Goほど多くの人を虜にしたゲームもないだろう。それだけに新たな可能性を大きく秘めているだろう。