以前記事にしたファジアーノ岡山も含め、近年注目のJクラブ。
プロ野球などと違い、Jリーグは組織が大きく、それぞれが様々な経営を行っています。
Jクラブの経営が注目されている
この記事もしかりですが、Jクラブの経営は地域密着など多種多様な方針を取っています。今回のSC相模のようにサッカーのクラブチームは野球などと比べて比較的敷居が低いこともありこのような事例も増えるのではないでしょうか。
その経営には目を見張るものもあり、一般企業からも注目されています。
元サッカー選手の起業家
設立からわずか6年で、J3(Jリーグ3部)に参入したクラブがある。SC相模原だ。
神奈川県相模原市を本拠地とするクラブで、率いるのは元Jリーガー、元日本代表の望月重良氏。元Jリーガーがゼロからクラブを立ち上げ、それがJクラブにまでなったのは初めてのことだ。
2008年の設立当初、望月氏は財務諸表も読めない状態だった。どうやって経営の素人が立ち上げたクラブが、地域に認められる存在になったのか。
出典 https://newspicks.com/
SC相模原の望月氏は元日本代表のサッカー選手であり、経営に関して全くの素人でした。その彼が立ち上げたSC相模原がJリーグのクラブになったというのだから驚きです。
たった900万円で起業したサッカークラブ
最初の資本金は900万円で、100%僕が株主でした。今はJリーグの意向もあって、0.0数パーセントですが他の出資者もいます。現在の資本金は1900万円です。
出典 https://newspicks.com/
サッカークラブと言えばかなりお金もかかる、大企業がスポンサーとなってやっと成り立つビジネスモデルのように思えますが、今回のSC相模原は資本金はたった900万円からスタートしたとのこと。経営素人がたった900万円の資本金でJリーグへの加入を実現させるとは、驚きです。
サッカーチームの経営は企業の経営とつながるものがある?
SC相模原を起業した望月氏は、
『経営に生きたのはサッカーチームをどう強くするかという考え方』
だと語ります。
当然ながら、企業にとって最も大事なのは利益を出すことですが、
サッカーチームの場合はそれをいかに勝つかに置き換えただけ。人材を育てる、コストを抑えるなどやるべきことの本質的な部分は変わりません。
2つの共通点は、全体を把握して長期的に判断を下すことです。
サッカーチームも目先に囚われてはいけません。たった1試合のみしか見えないようではいけません。ピッチ上しか見えないようではいけません。経営もそれは同じです。全体をしっかりと目に留めておくことこそが重要な経営者としての役割です。
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