ウェアラブルデバイスで健康がデータ化される時代


ウェアラブルデバイスの持つ可能性は非常に注目されているが、
ヘルスケアの領域でもその力は期待されている。その可能性が持つ未来とは。

ウェアラブルデバイスの持つ可能性

http://kigyo-ka.com/00089/

この記事ではApple Watchの持つ可能性について迫ったが、実はApple Watch含むウェアラブルデバイスにはもう一つの可能性が存在する。
それは、人間の持つデータを測定するということ。スマートフォンにできなくてウェアラブルデバイスにできることというのは実はそうそう存在しない。それはスマートフォンが限りなくコンパクトであり、画面はボタンを押した瞬間に付くし、片手で操れる。持ち歩きながら操作するのが当たり前なだけあってほとんどのことはスマートフォンでできてしまう。

しかし、そのスマートフォンでもできないのは人間のデータ、例えば脈拍や血圧などを自動的にデータベースに格納しユーザーの健康状態を測定するなどの使い道である。これは常に測定ができないと意味がない。要するにスマートフォンでも足りないほど人間の体に装着されてなければいけない。これは1つのウェアラブルデバイスの可能性であろう。

人間の感情をもデータ化するデバイス

https://newspicks.com/news/1127864/body?ref=timeline_395812

こんな記事がある。なんと時計端末どころかシールのような形で張り付ければ健康状態を読み込むことができるという。腕時計では老人などがつけるのには負担や不快感があるかもしれないが、シール状であればまったく不便なく使用することが出来る。万が一体に何かあった際はすぐに救急などに知らせることができる。老人の孤独死もなくなるのではないだろうか。

ヘルスケア領域での可能性

今後注目されるのはウェアラブル端末でのヘルスケア領域の活用である。肥満であったり高血圧であったりするユーザーは常に自分の状態を把握しながら健康に邁進することができる。万が一病気になった際にはカルテの代わりにもなる。病状など全てがデータベースに残るようになり、健康状態を常に把握できるようになる。

こうした可能性を考えるとGoogleがヘルスケア領域に足を進めているのも非常に納得ができる。ウェアラブル端末の可能性には非常に注目である。