経沢香保子はベビーシッター産業をどう変えるか


女性最年少上場を果たした経沢香保子氏の次なる舞台はベビーシッター産業。
彼女はこの産業をどうやって変えていくのだろうか。

女性最年少上場を果たした経沢香保子

経沢香保子氏は、前職のリクルート、楽天を経て創業したトレンダーズで女性として最年少の上場を果たした。そして、現在挑戦するのがベビーシッター事業である。自身が女性であるからこそ分かるこの国の問題に取り掛かる姿勢ははたしてどのようなものなのだろうか。

そもそも、経沢氏は女性のライフスタイルを支えるための、『美しくありたい女性のための美容事業』『自律した仕事で生きていける選択肢の提示としての女性起業塾』『育児。パートナーシップ分野』の3つの点を掲げており、ベビーシッター事業はその最後の1つになるという。

待機児童という大きな問題

東京では待機児童が8500人との発表があり、今保育園などの問題は顕在化している。その中で解決する手段の一つがベビーシッターであり、株式会社の保育園の導入などの施策が必要になるだろう。その中で大事なのはやはり民間のスピード感あふれる推進力だ。

経沢氏は、ベビーシッターの普及における最大のハードルは値段だと考えているという。そのため、時給3000円程度が相場の業界の中で、経沢氏の運営する株式会社キッズラインはその3分の1の1時間1000円からという破格の料金でサービスを行っている。

インターネットはキッズラインの強み

経沢氏の運営するキッズラインの強みはやはりインターネットを使った業態であるということであるだろう。インターネットは普及しているとはいえ、全ての業界で使いこなされているわけではない。あらゆる業務でインターネットによる最適化が進めばベビーシッターなどの比較的給与に余裕のある家庭でしか利用できないサービスももっと普及するだろう。

今後あらゆる社会問題を解決することが期待される。