会社員か起業家かとかの前にデューデリ力をつけよう


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何がいいあれの方がいい。そんな判断間違っていませんか?
そんなことの前にデューデリジェンス能力を身に付けましょう。

『起業はリスクがあるから会社員の方がお得』

起業家よりも会社員の方が責任もないしそれなりにいい暮らしができるから楽とか、起業家の方が自分次第でリターンがどんどん上がるから利益が大きいとかそんな議論はよく耳にするわけですが、そんなことより先に考えるべきことがあるんじゃないかと思うわけです。

あなたたち数学って知ってますか?
そんな一面性のみのものの見方をしてもしょうがないんじゃないでしょうか。どっちの方が期待値がでかいかって
別に数学の難しい定理とか公式とかの話をしているんじゃないです。ほぼ全ての要素を考慮に入れた上で全体像を把握した上で判断すべきだということです。

~だから得、損は間違い

要するに、『~であるから』とか1つの理由だけで物事を考えること自体が間違っています。『野球は止まっている時間が長いからつまらない』と同じレベルです。
起業家と会社員を比べるのならそれによって違いの出る要素を並べましょう。”責任”、”給与”、”リスク”、”仕事の面白さ”、”自由な時間の量”などなど。考えるべき項目はたくさんあるはずです。

その全てを把握したうえでどちらかが得か考えるのが筋なわけです。物事の損得を考える時は全てにおいてそうあるべきです。1つの要素のみで判断するのは早計です。

デューデリジェンスの能力をつけよう

デューデリジェンスとは、一般的にM&Aなどの際に使われる用語です。デューデリなんかとも呼ばれます。
買収先の企業の価値を計算したりする行為を指します。要するに選択によって得られるメリットデメリットを計算することです。

一面的な理由で物事を判断する人は、デューデリジェンスの能力がありません。物事のリターンをしっかりと計量的に把握する力がないのです。経済的価値という単純な指標で評価できないため、起業家になるべきか会社員になるべきかなんかは非常に難しい話ではあります。
ただ、リスクを叫ぶのならそのリスクを明確化すべきでしょう。『とにかくリスクがある!テレビで破産している人見た!』では話になりません。統計的データを元にどれだけのリスクがあるかを考えましょう。

起業家にはデューデリジェンス能力は必要不可欠

世の中で仕事をする上では全て選択の連続です。どの仕事から取り組むべきか、どの業種を選ぶかなどなど世の中に出てからは正解のない選択だらけです。
ただ、この能力を身に付ければその選択は一つ一つに計量的な意味を持つことになるでしょう。

特に労働者以上に起業家、投資家などには選択がつきものです。特にデューデリジェンスの能力が求められるでしょう。