スマホアプリの平均利用時間が2年間で25%増!


スマートフォンが普及してはや10年ほど。
その間に世の中の人々の生活はどんどんと変わっている。スマートフォンに費やす時間はどんどんと増えている。

スマホアプリの利用時間が25%増

アプリ関連調査会社App Annieの調査により、2016年第1四半期で、ユーザー1人あたりのアプリの利用時間は前々年同期比(2014年第1四半期比)で25%増となったことが明らかになった。これはAndroid端末についてのもので、中国は調査対象に含まれていないという。2年間で利用時間は25%も増えているということが分かる。
今や電車の中では半分以上の人がスマートフォンをいじっている光景が見られる。移動時間に、空き時間にスマートフォンで時間をつぶすということは当たり前のライフスタイルになりつつある。

スマートフォンユーザーの増加により、トータルでの(全てのスマートフォンユーザーの時間を足し合わせたもの)アプリ利用時間は100%増という非常に高い数字を示している。今後、未だインターネット回線も整っておらずスマートフォンの普及していない地域に普及すればさらに増えることは間違いないだろう。

今後さらに伸びるであろうスマホアプリの利用時間

これの数字は当然ながら過去最高のものである。そして今も過去最高を更新し続けているだろう。2007年にiPhoneが世界で初めて本格的かつその存在を世界に知らしめるスマートフォンを販売してからはや10年が経とうとしている。日本ではスマートフォンの普及率は現在70%を超えると言われている。そして、電車の中ではスマホ片手に画面を見つめる人々がほとんどを占めているだろう。

そして、日本に遅れ、韓国、中国、東南アジア、アフリカ…と普及の波は続いていく。世界のインターネット人口は世界の人口の半分ほどでしかない。この人口が全てに達したときにこの数字はさらに伸びるだろう。そして、アプリの利用時間もさらに伸びることが予想される。

FacebookやInstagramなどのSNS、そしてAmazonなどのコマース、YouTubeなどの動画コンテンツ。インターネット時代、スマホ時代に多くの企業が成功を収めたが、これはまだ序章にしか過ぎないだろう。世界の半分以上がまだスマホを手にしていない 。彼らがスマホを手に入れたとき、さらにその市場が伸びるだろうと予想されるのは自然なことだ。スマホアプリの利用時間もまた、あらゆる形のアプリが登場することで伸び続けるに違いない。