Facebook、ティーン向けの新アプリLifestageをリリース


Facebookがティーン向けのアプリをリリースだ。
『Lifestage』ははたしてどのようなアプリなのだろうか。

Facebookがティーン向けアプリをリリース

Facebookがティーンに向けて新たなアプリをリリースした。
その名は『Lifestage』。学校生活を豊かにするようなサービスになっており、中学生、高校生、大学生を対象にしているサービスだと分かる。

その使い方は、写真や動画を撮影し、投稿できるというもの。カテゴリは『like』『dislike』『how I dance』『my best friends』などといったものになっている。Lifestageは電話番号と名前によって登録することができる。
現在はiOS向けに提供されており、Androidでの提供は未定となっているという。

Snapchatへ向けたサービスか

Facebookの目下ライバルはSnapchatである。高齢化の進むFacebookに対してSnapchatはティーンエイジャーに人気を博しており、Facebookの30億ドルでの買収(2013年11月に提案)を拒否したSnapchatは今や200億ドルの企業価値まで成長している。

Facebookもまた、長い文章による投稿などから投稿はより短く、動画や写真を共有するようになっているという。徐々にコミュニケーションの形がライトに、よりビジュアルを重視した方向性になっているということが言えるだろう。その中でFacebookがSnapchatに勝利できる可能性のあるアプリを模索した結果ということになるだろう。

LifestageはオープンなSNS

もちろん、このLifestageは、Snapchatとは異なったサービスだ。友達と写真や動画を送り合うなどのSnapchatに対して、Lifestageはユーザー全てに対して投稿が公開されることになる。よりオープンなSNSということになるだろう。サービス自体の中身は今把握できる時点では特にティーンにウケる匂いというのはしてこない。

打倒Snapchatに向けてFacebookは様々な手を打っているが未だティーンの市場はSnapchat一強であるように思われる。今後いかにしてこの牙城を崩していくのだろうか。そのことに関心が集まる。3年もすれば景色は全く違うものになるだろう。