週末起業するのにアイデアばかり探す人は絶対に失敗する


週末起業をして
「自分で稼いでもっと収入を増やしたい」
「好きなことにチャレンジしたい」
「会社を辞めずに新しいことを始めたい」
などと考えているけれども、どんなビジネスから始めたらいいのかわからないので、とりあえずアイデアを探しているという人は少なくないのではないでしょうか。「あれもやってみたい。これもやってみたい。」と、いろんな週末起業のアイデアやネタを見て目移りしてはいませんか?そんなんではいつまでたっても起業なんてできません。

実は、週末起業で稼ぎたいなら、アイデアなんて必要ありません
どういうことかと思うかもしれませんが、
「なぜ、あなたは週末起業をしたいんですか?」
この質問に答えるだけであなたがやるべきビジネスを見つけることができます。

1.そもそも週末起業とは

週末起業とは、会社を辞めずに、週末や平日の空いている時間を使って起業することです。一般的に、起業というと会社を辞めて裸一貫の状態で新しい事業を起こすというイメージですが、週末起業は、本職の仕事をしながら、自分で立ち上げたビジネスを行うことを指します。

1-1.週末起業と副業の違い

本業と並行しながらお金を稼ぐ手段として副業というのもあります。副業も週末起業も同じものだと思われるかもしれませんが、実際の意味合いは異なります。

副業とは「本業の仕事とは別に、収入を得るために行う仕事」です。あくまで、他人から任された仕事を引き受けることでお金を稼ぐ方法です。たとえば、アルバイト、内職、クラウドソーシングなどは副業です。副業については下記の記事で紹介しています。

今すぐお金が欲しい!短期間で簡単にお金を稼ぐ方法20選


一方で、
週末起業とは、「本業の仕事とは別に、自分で事業を起こすこと」です。事業を起こすとは、与えられた仕事を引き受けるのではなく、自分で仕事を作るということです。たとえば、本業以外の空いている時間だけ飲食店を経営したり、コンサルタントとして他社にコンサルするのは週末起業です。

副業と週末起業の大きな違いは、それが労働なのか、事業なのかということです。副業は誰かに雇用されて、労働力を提供することでお金を稼ぎますが、週末起業は事業を起こして、人を雇用して、収入を得られる仕組みを作ることでお金を稼ぎます。たとえば、空いている時間に飲食店のアルバイトとして働くのが副業で、その飲食店に対してお客さんの集客のアドバイスを行うコンサルタントが週末起業です。

また、提供しているのが時間なのか、価値なのかというのも大きな違いです。副業では、時間を提供することでお金を得て、週末起業では価値を提供することでお金を得ます。
どういうことかというと、仕事を引き受けるということは労働力、もっというと自分の時間を提供する代わりにお金を得ているのです。アルバイトもサラリーマンも働いた時間によって受け取る給料は決まっていますよね。
一方で、事業を起こす時は、いくら時間を提供したところでそのビジネスに価値がなければお金にはなりません。逆に言えば、時間をかけなくても価値さえ提供すれば、その分だけ収入を得られるのです。たとえば、飲食店の経営者なら、その料理の価値が高ければ、その分だけ料理の価格を高く設定できます。

2.週末起業のメリット

週末起業を行う人は、いわばサラリーマンと起業家の中間であり、それぞれの特徴を反映したメリットが得られます。

2-1.安定した収入を得ながら起業できる

週末起業のメリットは、本業の仕事で収入を得ながら、自分のビジネスにチャレンジできることです。いざ起業をしても必ずしもそのビジネスがうまくいくとは限りません。最低でも生活していくだけの資金がなくては事業どころか生きていくことはできませんから、安定した収入があることは精神的に大きな支えになります。仮に起業に失敗したり、起業の道が合わないと感じた場合でも本業の仕事に戻れるのは大きなメリットです。

2-2.うまくいけば脱サラして独立できる

週末起業であっても、立ち上げたビジネスを軌道に乗せることができれば、脱サラして独立することも可能です。最初から起業一本で勝負するよりも、成功してから独立する週末起業の方が抱えるリスクを小さくすることができます。
先ほど、週末起業と副業の違いとして、「時間ではなく価値を提供している」ということを述べましたが、週末起業は価値を提供する対価としてお金を得ているため収入に上限はありません。サラリーマンやアルバイトの場合、時間あたりの給料が決まっています。人間が一日働くことができる時間は限られていますから、どんなに働いても給料はさほど増えません。しかし、立ち上げたビジネスに価値があればあるほど、あなたの収入は上がっていきます。

3.週末起業のデメリット

とはいえ、週末起業にはいくつかのデメリットがあります。

3-1.プライベートの時間が少なくなる

週末起業は、会社から帰宅した後や週末の本業以外の空いている時間を使ってビジネスをします。よって、飲み会や遊びに行ったり、友人や家族と過ごすプライベートな時間は少なくなります。

時間が足りずに寝る間を惜しんで働いたり、週末起業に頑張りすぎると、健康を損なって本業に支障をきたす場合があります。本業と週末起業を両立させるためには、自己管理をそれまで以上に徹底する必要があります。

3-2.税金の手続きが必要

仕事をして収益が発生したら所得税を納めなければなりません。サラリーマンの給料による所得は会社が納税の手続きを代行してくれていますが、週末起業を行う場合には、自分で所得から発生する税金を計算して納税する必要があります。週末起業による収益が年間20万円以下の場合、確定申告の必要はありませんが、年間20万円以上であれば、確定申告の手続きを行わなければなりません。

また、週末起業を行う場合、個人事業主として活動するか、法人を設立するか迷うかもしれません。個人事業主と法人の違いは、課税の基準が異なることです。個人事業主の場合、事業の売上に対して所得税が課せられます。所得額が増えれば増えるほど税率は高くなり、支払うべき所得税も多くなります。法人の場合、所得に対して法人税が課せられます。法人税は課税所得が800万円以上の場合、税率は23.9%になります。
よって、ある一定金額以上の所得であれば、個人事業主より法人化した方が節税になるでしょう。逆に、所得が少ないのであれば個人事業主の方が節税になります。ですから、週末起業を開始した当初は、費用や手間がかからない個人事業主を選び、事業が軌道に乗って拡大したら法人化するのが良いでしょう。

3-3.就業規則に違反する可能性がある

多くの企業は就業規則で社員の副業・週末起業を禁止しています。しかし、就業規則はあくまで就業時間中の行動を取り締まるための規則であり、日本では職業選択の自由が認められているので、就業時間外は何をしていても問題はありません。冷静に考えて、プライベートな時間まで拘束される理由はありませんよね。過去の裁判例などを見てみると、単純に従業員が兼業しているというだけではそれを理由に懲戒処分にすることは難しいようです。
もちろん、本業に支障をきたす場合、情報漏洩につながる場合は会社の利益に相反しますから、就業規則違反につながる可能性があるので注意が必要です。

4.週末起業・副業をしている人は増加している

週末起業や副業を就業規則で禁止している企業が多いのは事実ですが、実際には副業で収入を得ている人は増えています。人材紹介サービスを行なっているエンジャパンの調査によると、2010年度では約38%だったダブルワークの経験者の割合は、2015年度には約57%と過去最高の水準になりました。

こういった副業をする人が増えている背景には、終身雇用・年功序列といった日本特有の働き方が崩壊しつつあることが挙げられます。国の人口が増加し、右肩上がりに経済成長を続けていたかつての日本においては、入社した会社に40年間勤め続けることは保証されており、お金を心配をする必要はありませんでした。しかし、少子高齢化が進行した日本では高度経済成長期に機能した雇用制度も福祉制度も機能しません。実際に、日本人の労働生産性は1990年には世界第10位でしたが、現在は第27位まで落ち込んでおり、日本企業の経営が時代に合っていないのは明らかです。
こういった企業の対応の遅れはサラリーマンの給料にも影響を与えており、サラリーマンの平均年収はピーク時の約487万円から415万円まで落ち込んでいます。これからの時代は、企業だけに依存せず個人でお金を稼ぐ能力を身につける必要があるのです。

幸いなことにIT技術の発達により、個人でも十分にお金を稼げる環境も整いつつあります。かつては副業というとアルバイトだったり、週末起業なら会社設立のために多額の資金が必要でしたが、今はパソコン一台あればお金を稼ぐことができる時代なので、ハードル自体は非常に下がっています。インターネットを使って収入を増やす様々な方法はあるので、お金を稼ぐ能力させ身につけることができれば、副業や週末起業でも十分な収入を稼ぐことができるのです。

とはいえ、日本で普通に生きていても、個人でお金を稼ぐ能力を身につけることはできません。
なぜなら、日本ではお金稼ぎに関することを話題にするのはタブー視されており、「お金稼ぎは汚いことだ」「お金持ちは卑しい人間だ」という考えを学校教育で刷り込まれます。個人でお金を稼ぐことが汚いとされる社会で普通に暮らしていては、お金を稼ぐことは愚か、マネーリテラシーを身につけられるはずがありません。個人でお金を稼ぐことは認められない一方で、出世して給料を上げようという考えが奨励されているは明らかに矛盾しています。
世の中にあるルールや常識の中には弱者を守るためではなく、企業や国家にとって有利に働いていることは往々にあります。お金を稼ぐ能力を身につけるためには、まず社会の常識を疑って情報リテラシーを上げることは必須になります。

5.なぜ、あなたは週末起業をしたいんですか?

もし、週末起業がうまくいけば、
「脱サラして自由な生活ができる」
「自分の好きなことを仕事にして、大きな充実感を得られる」
かもしれません。
しかし、週末起業を試みたすべての人がプライベート時間を犠牲にしてまで最後までやり通せるわけではありません。そして、週末起業に失敗した結果、
「結局、起業には才能が必要なんだ」
「会社で働くしか収入を得る方法はない」
と思い込んでしまうのです。

週末起業に失敗するパターンにありがちなのが、そもそも週末起業をする目的が明確でない場合です。週末起業自体は何かを達成するための手段にしか過ぎないので、目的がはっきりしていないと、最適な手段も選べないのです。
だから、大前提として、
「なぜ、あなたは週末起業をしたいのか」
という理由を明確にしなければ、やるべきことは何も見えてきません。やるべきことがわからないから、とりあえず起業のアイデアを探して、いろいろなアイデアに目移りして、結果として労力も時間もお金も無駄にするのです。たとえば、本当は収入を増やすことが目的なのに、簡単そうだからという理由でYoutubeで動画を配信してみたが、全然結果が出ないから途中で挫折する、というのはまさに目標が見えてないからこそ失敗しているのです。成功するためには、明確なゴールを設定した後に、ゴールから逆算してやるべきことを一つずつこなしていくことこそが何よりも近道です。つまり、目標が決まった時点で、それを達成するためにやるべきことも起業のアイデアもある程度絞られてくるのです。

週末起業をしたい理由は、「会社を早く辞めたいから」でも「やりたいことがあるから」でも「会社の先行きが不安だから」でも「スキルをつけたいから」でもどんな理由でも構いません。
これらの理由を大きく分けると、
「収入を増やしたいから」
「好きなことをやりたいから」
という二つのどちらかになります。
結局、人が働くのは「お金」か「やりがい」かのどちらかですから、週末起業をしたい理由は「お金」or「やりがい」を最大化したいから、ということになります。

6.週末起業をしたい理由が決まれば、アイデア・ネタが決まる

目標を達成するために最適な手段というのは限られています。だから、あなたが週末起業をしたい理由が明確になれば、やるべきビジネスアイデアも明確になります。

6-1.好きなことをやりたい場合

好きなことをやりたい人であれば、やりたいことが決まっていますから、アイデアを探す必要はありません。自分のやりたいことが決まっていて、達成したいという気持ちが強ければ強いほどうまくいく可能性は高いでしょう。しかし、その自分のやりたいことにニーズがなければ、それは趣味にはなってもビジネスにはなりません。ビジネスとは、それを求めるお客さんがいて初めて成り立つものであり、価値を提供する対価としてお金をもらう活動です。自分で事業を起こすのあれば、とにかく利益を出さなければいけません。

成功しているビジネスは自分の好きなことを押しつけるような独りよがりにはなっていません。
たとえば、Youtuberという仕事は「好きなことで、生きていく」というイメージが強いですが、彼らは好きなことを続けたから成功しているわけではありません。成功しているYoutuberには成功している理由があります。Youtuberの収益源は動画による広告収入ですから、いかに多くの動画を長い時間視聴してもらえるかが重要になります。では、長時間動画を見てくれる人たちは誰なのか。それは子どもや若者です。大人はお金は持っていますが、時間がありません。一方で、子どもはお金は持っていますが、時間はあり余っています。だから、Youtuberが配信する動画は子どもを対象とした動画が多いのです。彼らは一見遊んでいるだけのように見えますが、いかに、子どもや若者にウケるかを考えて、より多くのファンを獲得したYoutuberこそが多額の収入を得ているのです。つまり、好きなことを仕事にするとしてもビジネス的な視点は必須なのです。

6-2.収入を増やしたい場合

週末起業をして収入を増やしたいのであれば、リスクを抑えてビジネスを行うべきです。収入を増やすという目的を達成したいのあれば、リスクが高いビジネスを選択するのは最適ではありません。たとえば、とりあえず儲けたいという理由で飲食店を開店すると失敗する可能性は高いでしょう。飲食店は、開業のための初期資金や賃料など多額のお金が必要なビジネスです。飲食店は比較的参入障壁が低いので、脱サラして始める人が多いのですが、オープンした飲食店の70%が3年以内に閉店しています。飲食店をやりたいわけでなければ、飲食店で起業して収入を増やそうとするのは賢いとはいえません。
わざわざ高いリスクを背負わなくても、利益を出す方法はあります。


こちら
の記事でも紹介しましたが、起業してほぼ確実に成功するためには次の4つの条件を満たしたビジネスを行うべきです。

  • 利益率の高い商売
  • 在庫を持たない商売(あるいは少ない)
  • 定期的に一定額の収入が入ってくる商売
  • 資本ゼロあるいは小資本で始められる商売

この4条件に当てはまるビジネスであれば、起業で失敗するリスクを極力抑えることができます。

利益率が高い商売

最初に始めるビジネスは、薄利多売ではなく、原価率が低い高利益な商品を扱うべきです。利益率の低い薄利多売のビジネスを始めると、とにかく多くの商品を売らないといけないので労力やコストが増大し、短期間で利益を増やすことは難しくなります。

在庫を持たない商売

過剰な在庫を抱えることは会社が潰れる大きな原因です。商品を欲しているお客さんがどの程度いるのかという需要を完璧に把握することはできません。在庫を抱えることは大きなコストであり、リスクなのです。

定期的に一定額の収入が入ってくる商売

たとえば、月額○○○○円というように定期的に収入が入るビジネスは利益が安定します。収入が安定することで、キャッシュフローの見通しが立ち、新しいビジネスに投資することもできます。

小資本で始められる商売

「小資本で始められる」とは、お金がなくても始められるビジネスということです。初期投資が大きいビジネスは、銀行からお金を借り入れる必要があるので、起業に失敗した際のリスクが高くなります。

7.週末起業のアイデア一覧

そして、これら4つの条件に当てはまるのが情報を商品としたビジネスです。たとえば、です。商品は情報なので、在庫は必要ありませんし、原価がかからないため利益率は高く、初期投資はかかりません。月額課金で商品を販売すれば、毎月一定額の収入を得ることも可能です。

週末起業で収入を増やしたいのであれば、資格等があるならスキルを活用したコンサルタント、スキルがないならアフィリエイトなどの代行業をオススメします。どちらのビジネスもコストはかかりませんし、リスクもありません。

7-1.アフィリエイト

アフィリエイトとは、簡単にいうとインターネット上で行う代理販売業です。企業の代わりに商品を売ってあげるということです。アフィリエイトの仕組みは携帯キャリアによる代理販売と同じです。ソフトバンクやauといった携帯電話のキャリアショップと言われるところは、携帯メーカーが製造した携帯電話をメーカーの代理で販売しているのです。携帯キャリアは、携帯を販売しているだけであって、自社で作っているわけではありません。

アフィリエイトで商品を代理販売する方法は、Webサイトやブログに商品の広告を貼って商品を紹介するだけです。その後、サイト内に訪れた人がその広告をクリックして商品を購入すると、紹介したサイト運営主に仲介料が支払われるという仕組みです。このように、アフィリエイトは成果に応じて広告掲載料が発生するため、成果報酬型広告とも言われています。

じゃあ、どんな商品にアフィリエイト広告を利用できるのかというと、インターネット上で購入できる商品なら大体アフィリエイトできます。たとえば、価格.comというサイトがありますよね。価格.comというのは簡単にいうと、家電、携帯電話、パソコン、保険、ファッション、クレジットカード、引越しなどなど、ありとあらゆるものの価格比較サイトです。この価格.comのビジネスモデルというのはアフィリエイトの仕組みとほぼ同じです。価格.comは商品を紹介する代わりに、売り上げの一部をメーカーからもらっているのです。したがって、価格.comで扱っている商品はアフィリエイトできると考えていいでしょう。

アフィリエイトは商品やサービスを紹介して仲介料で稼ぐビジネスなので、商品の開発、製造、在庫の管理、配送といったコストはかかりませんから、利益率は非常に高いです。さらに、ネット環境とパソコン一台あればWebサイトを構築できるので、小資本で始められるビジネスです。サイト開設にかかる費用はサーバー代やドメイン代など月1000円程度です。

さらに、商品に関する記事を書いていき、サイトを成長させることができれば、毎月安定した収入を得ることもできます。サイトの読者が広告をクリックして商品を購入してくれる仕組みを一度作りあげてしまえば、それはサイトの記事が勝手に商品の営業してくれるということです。もっというと、24時間365日自分の代わりに代理販売業を行ってくれるわけです。もちろん、定期的にサイトの管理をする必要はありますが、売れる仕組みを一度作ってしまえば、勝手に収益が上がってくる状態になるのです。

アフィリエイトで稼ぐ方法については下記の記事で解説しています。

ブログ収入で月収100万円稼ぐための正しい戦略とは?

ちなみに、アフィリエイトに限らず、代理販売業、代行業、仲介業というのは、コストがかからず利益率が高いのでおすすめです。たとえば、不動産仲介、営業代行などもそうですね。

7-2.コンサルタント

本業の仕事が資格などのスキルを有する業種で、そのスキルを生かして週末起業をする際にもインターネットの活用は必須です。たとえば、中小企業診断士の資格を活用して、中小企業のコンサルタントとして起業するとしましょう。まずはお客さんがいなければ始まりませんから集客することが必要ですが、口コミや人脈だけで新規のクライアントを集客するのは大変です。SNSやブログを使って情報発信をすれば、より多くのクライアントを集客することができます。あなたのスキルを必要としている人にあなたの存在を教えてあげるにはインターネットが効率的なのです

8.起業家になるには常識を疑うこと

週末起業をする理由が明確になって、やるべきビジネスも決まった。では、そのあとはどんなことをすればいいのでしょうか。

起業というと、「とりあえず行動を起こせ」ということがよく言われると思います。しかし、何のために行動を起こすのかを決めていなければその努力は徒労に終わります。たとえば、とりあえずビジネスを立ち上げたとしましょう。集客はどうするのか、リピーターが生まれる仕組みはできているのか、利益が継続的に生まれる仕組みは構築できているのか、などビジネスにおいて最低限、抑えるべきポイントをきちんと理解していないと、失敗に終わる可能性は非常に高いです。

週末起業で成功するために必要なのは、結果が出るまで正しい努力を続けることです。しかし、正しい努力の方法を知るためには正しい情報に触れる必要があります。何をやったらいいかわからないから、行動できないのであって、何をやったらいいのかわかれば自然と行動できるようになるのです。

だから、まずやるべきことは適切な情報を頭に入れて自分の常識を変えることです。実は、人間の行動は常識、価値観、感情、論理の順番で動きます。常識を変えない限り、あなたの行動は今までと変わらないものになります。
常識というのは99%の人間が信じていることです。だから、今までの常識に基づいて動いている限り、他の99%のサラリーマンと同じになってしまいます。週末起業によってサラリーマンから経営者という道を選ぶのであれば、サラリーマンの常識を破壊し経営者の常識にならなければなりません。たとえば、「お金を稼ぐ方法は給料をもらうことであり、収入を増やす方法は出世である」というのはサラリーマンの常識であって、経営者の常識ではありません。

常識を変えることに抵抗がある人もいるかもしれませんが、そもそも常識とは正しい知識ではありません。常識とは、国や企業が自分たちの都合のいいように決めたものにしか過ぎません。たとえば、クールビズがある前は、暑い夏でもネクタイを着用するのが常識でした。しかし、小池百合子氏がクールビズを開始すると宣言しただけで、ほとんどの企業が一斉にクールビズを開始したのです。他の人がネクタイを着用しているから、どんなに暑くてもネクタイを外してはいけないんだという思い込んでいただけであって、そこに正しい理由なんてなかったのです。世の中の常識がなかなか変わらない理由は周りの人間と違うことをするのが怖いというだけです。

9.起業家の思考を身につける

では、どうやって、自分の常識を変えていくのか。それは、常識が違う人間の考え方に触れることです。経営者になりたいなら経営者の思考を持っている人間の考え方を真似るのがてっとり早いです。人の行動を決めているのはその人の考え方ですから、経営者の考え方を手に入れれば経営者としての行動ができるようになるわけです。

経営者の視点を身につけるには、経営者の思考に触れて、質の高いインプットとアウトプットを繰り返し、情報を見る視点を鍛えることです。情報は触れるだけでは身につかないので、アウトプットすることが重要です。アウトプットするには、得た情報に自分の意見を加えて情報を発信することもそうですし、実際にビジネスで実践してみるのもいいでしょう。たとえば、経営者は人に動いてもらうために必ず人間の感情を動かしています。この「人は感情で動いて論理で納得する」という原理原則をアフィリエイトで応用するとしたら、サイト内で紹介していた商品に関する記事を、人の感情を動かすような文章に改善すれば、商品を購入してもらえる確率は格段と上昇するでしょう。これは、お客さんに商品を購入してもらったり、部下に動いてもらったりといったビジネスの話に限らず、人間関係でも恋愛でも自分自身を動かす際にも必要な人間の行動原則です。ビジネスというのは抽象度をあげれば、他の人間とのコミュニケーションの一種ですから、そもそもどうしたら他の人に行動をしてもらえるのかという心理学や行動経済学的な視点は参考になります。このように、情報をインプットする→アウトプットするを繰り返していくと、世の中の情報を分析できる視点が身についていきます

また、情報を得る際には物事の全体像を理解し体系的に捉えることが重要です。世の中には、いかにも役に立ちそうな断片的な情報はありふれています。たとえば、お客さんの集客に困っていたら、「Twitterで集客する方法」「Facebookで集客するノウハウ」といった有料で販売されている情報が目につくことでしょう。しかし、集客するとはどういうことなのかを理解していない状態で、断片的なノウハウに飛びついていてはいつまでたってもビジネスの全体像を理解することはできません。勉強もそうですよね。たとえば、日本史を勉強する時に室町時代のことしか書かれていない参考書を読んでも、日本史の全体像を理解できるようにはなりません。
ビジネスを立ち上げるということは、家を建てることと似ています。サラリーマンは家の部品を作ることには長けているかもしれませんが、経営者の仕事は設計図を書いて仕事を与えることです。家全体の設計図が見えていなければ、家を建てることはできないのです。

10.正しい方法で正しく努力をする

どんな形で週末起業を行うにせよ、最も重要なのは利益を出すことです。そのためには、そもそもビジネスで利益を上げるにはどうしたらいいのか、どうしたらお客さんを集客できるのか、といったビジネスの原理原則を理解することは必須です。

目標を達成するためには正しいやり方で必要な作業量をこなすことが必要です。だから、失敗する原因というのは正しい方法でビジネスを行っていないか、やるべき努力を怠っているかどちらかです。どんなに努力をしてもやり方を間違えていたら元も子もありません。

目標がバシッと決まったら、やるべきことは情報を収集してビジネスの原則を学びながら、まずはビジネスを小さく実践していくことです。情報を収集しているだけではわからないことばかりなので、実際に行動に移して、細かい改善を重ねて正しいやり方に近づけてくことが重要なのです。